僕の前世はたぶんオランダ人。

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和渦(北品川)

2022年08月27日 | 麺をいただく

特製三位一体を頂く。
2019年のハードカバー刊行
世界的大ベストセラー『三体』。
文庫本はでず
図書館は変わらず年単位の待ち。
に痺れを切らして
というわけではないが
北品川和渦さんの
三位一体スープでクールダウン。

プルップルのストレート細麺。
最近のラーメンにはめずらしい。
雲呑2種というのもこれまた珍しい。
しかしスープがうまいねぇ...。
帆立が強いように感じるけど。

その日限りの特製で
毎日ブレンドがかわるのだそう。
ついお茶漬けにして頂いてしまった。
ミニ丼はなんと50円!
その後
東海道五十三次の1つ目の宿場町
品川宿を見学。
当時の品川宿は今のJR品川駅の遥か南側に位置しており
駅でいうと
京急新馬場駅から北品川にかけてが品川宿跡で
そのためJR品川駅の南に「北品川駅」があるという
いびつな構成となっている。
JR品川を高輪駅、
京急北品川を御殿山駅
とでもしておけばよかったのに。
で今回のお目当てはこちら
幕末ファンには堪らない
品川宿土蔵相模跡!
幕末の志士が
テロリズム計画を練りながら
あんなことやこんなことをしたことで有名。
そっかー
いまはマンション・コンビニになっちゃったのかー。
北品川宿の商店街は
今も活気にあふれ

いけないミッキーの理髪店やら

戦前からの金物屋さんなど
奇跡的に空襲を逃れた
貴重な建物が多く残る。

品川宿自体の遺物はほぼ残っておらず
ちょこんと碑が建つのみ。

古い建屋が点在する
活気ある商店街は
歩いているだけで
歴史の一部を感じられる。

明治天皇行幸時に本陣に宿泊したそうで
跡地は聖跡公園となっており
公園入口に植えられた松。

お手植えの松。
というわけではないようす。

かつては海に面していた東海道品川宿。
随所にその名残を感じることができる。
こんな細い路地もあり
かつて人が肩を寄せ合って
蜜の中暮らしていた趣きを感じる。

ここ台場小学校校門脇にある
灯台レプリカもここが海だったことを示す証。
釣り船屋で賑わう品川浦の船溜まり。

船溜まりの北側一角に
昭和の建屋がいくつも残り
地元コミュニティーやら酒屋やらにアレンジされている。
京急本社と
その上空を飛ぶジェット機。

交通の移り変わりを感じる一コマで
対比が面白い。
八ツ山橋を越えて
品川駅へ戻る。

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