僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

小林(上諏訪)

2018年04月11日 | うなぎをいただく

鰻を頂くその前に・・・

下諏訪の毒沢温泉神の湯でひとっ風呂ご馳走になる。

冬はさぞ大変だろうという山間にポツネンとある温泉旅館。

久々の秘湯を守る会。

渡り廊下を渡って別棟の温泉へ。

茶褐色の濁り湯。

隣には水風呂も。

酸味たっぷりの引用温泉も。

ささてさてさていい気分で

上諏訪の鰻小林さんへ。

金銀重、薬味セット、肝吸いを頂く。

金銀重とは蒲焼重と白焼重のセット。

まず申し上げたい。

「金銀重には白焼きがついております。

薬味がないと味がしないので

薬味セットをお勧めします」

とか

「うな重にはお椀がついておりません。

肝吸いをお勧めします」

とか。

声を大にして言いたい。

「だったら最初からつけろや!」

と。

特に白焼きに山葵がついていないというところ。

もう意味がわかんない。

すし屋ですし頼んで

「醤油・山葵は別売りです」

なんて言わないでしょ?

もう意味わかんない。

しかも山葵だけでいいのに

柚子胡椒・のり・だし汁までついてくる。

俺は山葵だけでいいの!

頂きまーす。

うなぎちっちゃ。

炭のいい香りがする。

たれは甘め。

脂少なめ、

身は薄め。

うーん、

なんというか

普通なうなぎ。

ご飯がやたらパラパラして食べにくい。

なんでだろ。

白焼きはうまい。

うなぎの旨味をダイレクトに楽しめる。

こちらはあっさりとした脂が

山葵、柚子胡椒とよくあう。

しかしこのうなぎで

うな茶は邪道だな。

うすーいだし汁で頂いたが

うなぎの旨味がぼーんやりとしてしまう。

念のため白米にはうなぎのたれがちょこっとかかってる。

肝吸いは味薄め。

けど肝だけは実にしっかりしてる!

ぷりっぷりで食べ応えがある。

鶏のハツの噛み応えと

レバーのえぐみを足した感じ。

しかしご飯の量は多い笑。

このクラスのうなぎ屋いって

米でお腹くれてもなぁ。


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