konaki。

年寄りの好き勝手。

[KPGC110] 全国創刊を前にして その伍

2020-08-24 19:55:26 | デアゴスティーニ KPGC110

ハコスカCピラーカットの悪夢をケンメリでは払拭したい!

ハコスカのCピラーカットについて、
「日本で唯一の新車スクープ誌「New Model Magazine X」(三栄書房刊・毎月26日発売)の日々のニュース配信に特化した公式Webサイト」にて記事になっていました。

MAGX NEWS
https://mag-x.jp/

って、実車の雑誌がのりだしてくる位の大問題だった訳ですが、
その記事は「アシェット社のハコスカ切断線問題 第7弾 切断線の生写真入手!」
がラストのようです。
https://mag-x.jp/2017/05/26/6982/

今見ても悲しい写真ですが、京商の言い訳(?)も記事になっています。

アシェット社のハコスカ切断線問題 第6弾! 京商からお客様へ
https://mag-x.jp/2017/05/25/6938/

ここでの言い訳は「厚すぎて成形不可」としていますが、
金型ってどういうのもなのかを知らない人を煙に巻いています。



量産される成形品は金型によって作られますが、
イメージはお菓子のプリン形と同じです。

ただ、成形品はプリンのように身がぎっしり詰まっているのではなく、
最中のような薄皮(これを肉厚(にくあつ)と言います)を作ります。

なので、外側の雌型と内側の雄型を作って、
その隙間に熱した材料を流し込んで、
そのまま冷却して固めることで成形品は出来ています。

この時、冷えて固まる硬質な材料を使った場合は、
内側に回り込んだ部分があると成形品が金型から取り出せなくなります。
これを専門用語では「アンダーカット」といいます。

でも、そうしたら、プリン形をした成形品しか作れないことになりますが、
金型には「スライド」という構造があり、
成形時にはアンダーカットでも成形品が冷却されて固まっても、
金型がスライドする事で
取り出すことが出来ます。

そして、京商の説明にも「スライド」とありますが、
これは「成形不可」としている内側にも採用することが出来、
これを「内スライド(うちすらいど)」といいます。

勿論金型の製造コストはあがりますが、
技術的に不可能なことではありません。


と言うことで konaki。はハコスカのCピラーカットについて、
その言い訳に納得はしていません。(`へ´)

とはいえ、その事を今更糾弾するつもりはなくて、
改めてケンメリのボディを見てみました。

すると、アンダーカットとなる部分は非常に小さいです。

なので万が一分割されたとしてもフェンダーのサーフェースラインになるかなと。



いやいや、
そもそもスケールモデルで不自然な分割ラインを作ってはダメなのですが。

p(#`д´#)q

KYOSHOさん、改めてその技術力を見せてくださいな!
看板を表に出して作っている製品です。
ファン(私だけ?)の期待をこれ以上裏切らないでください。

何卒宜しくお願いします。m(_ _)m



konaki。

コメント (2)
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