実車のノーマルエディションをモデル化している事に納得はしていたのですが、
それでも何かやっぱりしっくりこなくて「何でなんだろう?」と思う中、
今更ながらに気付いた事がありました。
それが「タイヤ」です。
公式HPに掲載されている写真がこちら。
綺麗に円を描いていて、トレッドの接地面積が小さいです。
でも、実車の写真は・・・
こちらのタイヤは扁平率の低いロープロタイヤ(所謂側面が薄いタイヤ)なので
判りにくいですが、タイヤの下の方は車重により潰れて、接地面積は大きいです。
あ、ちなみにですが、何で薄いタイヤが好まれるかというと、
実車ではこれも走行性能です。
扁平率の高いタイヤ(側面が厚いタイヤ)は、
その部分がクッションになるので、乗り心地は良いです。
でも、特にカーブを曲がるときなどには歪みが出てしまい、
走行性能に劣ります。
乗り心地か走行性能かといえば、
ロードレースの世界では絶対に走行性能です。
実は暴走族(古?)などがこぞってやっていた改造車には、
こうした「レーシングマシン」を模した改造が多々ありました。
シャコタン、スポイラーやウィングなどのエアロパーツ、
幅広で薄いタイヤや、それに伴うオーバーフェンダー、
サスをガチガチに固めるなど、基本はレーシングマシンの仕様です。
(あ、マフラーエンドの竹槍はレーシングマシンではありません)
閑話休題。
こんな僅かな違いですが、視覚的に受ける印象は大きく違うと思います。
もちろんスケールモデルでタイヤを変形させてしまうと、
転がして動かすことはできません。
でも、トミカやダイヤペット(これまた古!)ではあるまいし、
1/8スケールモデルを動かして楽しむ嗜好はありません。
なので、konaki。のKPGC110は「ディスプレイエディション」として組み立てよう!
と思っています。
あ、タイヤをどうやって変形させるかは未定です。(;^^)ヘ..
konaki。