konaki。

年寄りの好き勝手。

[KPGC110] 全国創刊を前にして その壱

2020-08-14 00:09:16 | デアゴスティーニ KPGC110

すみません!今のkonaki。は「デアゴのケンメリ」一色です。(;^^)ヘ..
ということで、
全国創刊されるまでの間に思うことをだらだらと記事にしていきます。


まずははじめの一歩。

アシェットは「ケンメリ」と銘打ちましたが、デアゴは[KPGC110]です。

この「ケンメリ」は俗称で、
モーニング娘。の事をモー娘。といったり(古?)、
ももいろクローバーZの事をももクロと呼ぶのと同じです。
・・・ちょっと頑張ってみましたが、これが限界。σ(^◇^;)

ハコスカは「箱形スカイライン」が語源ですが、
ケンメリはCMプロモーションとなったBuZZの
「ケンとメリー〜愛と風のように〜」により、
「ケンとメリーのスカイライン」の略称ですが、
正式に「ケンメリ」と認定されているものではありません。

オリジナルの楽曲では「愛と風のように~♪」と歌われますが、
CMでは「愛のスカイライン~♪」になっています。

ある意味、歌詞に商品名って違和感があるはずなのですが、
曲や映像のマッチングにより全然違和感を感じなかったし、
それよりも「憧れ」をもたらしてくれました。

これは「いつかはクラウン」とか「隣のクルマがちいさく見えま~す」といった
(いずれもトヨタさんですみません)での、アドバタイジングの妙だと思います。

さて、このCMは1972年なので konaki。は11歳。
まだまだ全然クルマになど興味なんて持っていませんが、
それでもCMは凄く印象に残っています。

が、当時はまだ家庭用ビデオなんて夢の夢。
おぼろげな記憶を呼び起こしていたのですが、
今時はネット配信があるのですね。。。
YouToube で懐かしのCMをみることができました。

【C110】 ケンとメリー 愛のスカイライン / BUZZ
https://www.youtube.com/watch?v=1R81Jl8epbM

改めてみて面白いのは、
もちろんゴリゴリのGT-Rを売り出しているのではなく、
モデルチェンジしたスカイラインを、
買って欲しいターゲットは若者だったみたいで、

登場するケンとメリーって、所謂当時の若者のヒッピーファッションです。

改めてkonaki。が感じたのは、
いくら当時でもケンメリのスタイリングと、
若者のヒッピーファッションは合わないなぁ・・・です。ヾ(´∀`*)

それでいても、やっぱり爺となった konaki。は、
あの頃は良かったなぁ・・・です。(*^▽^*)

確かに当時の
ヒッピースタイルには、
サイケなカラーリングのVWビートルとか
Type-2(マイクロバス)が似合います。

でも、だからこそ日産は若者にアプローチしたかったのかなと。。。

この頃、トレードマークって大切だったような気がしていて、
konaki。の記憶に残っている初めてのマークってニコちゃんスマイルです。


そして、ケンメリといえばこれ!



そして、レースで実績を上げればクルマが売れるという時代だったのでしょうが、
日産のS20型エンジンは、排ガス規制により量産することができず、
結果としてケンメリGT-Rはレースに参戦することができませんでした。

でも、多くのレギュレーションはワンオフの改造車を望んでいる訳ではなく、
あくまで民生用となる「市販車」ベースだったのかなと。

あ、もちろんこのレギュレーションは開催されるレースにより異なり、
ル・マンの車両は公道を走っている姿を見ることは出来ません。

でも、パリダカだったり、GTのレースに参戦する車両は
そもそもが「市販車」がベースなので、身近に感じることができます。

なので、多くのレースって市販車を元にした改造車が競っている訳です。

今は撤退してしまいましたが、ラリーにおいては三菱 ランサーとか、
スバル インプレッサなど、夢の車ではなく身近なクルマだったのです。

では、何でケンメリGT-Rが希少車なのかというと、
排ガス規制が施行され、そもそもの生産台数が少なくなってしまっただけです。

これ、ケンメリGT-Rはスーパーカーみたいな存在ではなく、
量産できなくなってしまったので生産台数が著しく少ないクルマになってしまっただけです。

そんなこんなを考えると、konaki。は「ケンメリGT-R」を造る訳ではないので、
デアゴが「KPGC110」と呼称する事に賛同します。

それより何より、日本で丸形テールライトが採用された記念すべきクルマなんです。

もちろん技術の進化により世の中は劇的に変わっています。

でも、今回 konaki。が組み立てるのは プリウスでもリーフでもありません。
バリバリレシプロエンジンとキャブレターで動くKPGC110なんです。

これ、今時の人には判らないと思います。
ですが、だからといって「近頃の若いもんは」という気持ちもありせん。

だって、そもそも知らないことを我々ロートル組の親父達が
「昔は良かった」なんていったって違和感しかないですよね。

なので判ってくれなんていいません。
でも、君たちのお父さん(今やおじいさん?)が、
電話といえば一家に一台、固定電話しかなかった時代のことも、
不便ではあったのだけれど、だからこその使い方があったことなんて、
知っていて損はないよね。・・・です。

konaki。は今回のKPGC110で、かつては通用していたけど、
みたいな遺跡(この年最後の爪痕?)が残せれば!なんて思っています。

konaki。

コメント (2)
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