
発売中の『航空ファン』2月号では、テレビ放送開始から20年を迎えた
アニメ『ストラトス・フォー』のコンプリートBDボックスが
バンダイナムコ・フィルムワークスから発売されるのにあわせて、
本作プロデューサーを務めた杉山 潔氏と本作と
深いかかわりをもつ軍事・航空評論家の岡部いさく氏に話を聞いています。
『ストラトス・フォー』は、近未来、地球衝突コースをとる彗星群の襲来に、
軍用機ベースの迎撃機で少女たちが立ち向かうという、
航空宇宙をテーマにした萌えと軍事兵器を融合させたアニメ作品。
2003年1月から3月にかけて全13話がテレビ放送された他、
続編としてOVA全10話が制作されています。
作品内では宇宙空間で彗星迎撃を担う「コメットブラスター」に対し、
沖縄県の下地島で地上に降り注ぐ彗星の破片(隕石)を撃墜する
「メテオスイーパー」任務に就く主人公、本庄美風たちを描いていて、
メテオスイーパーにはTSR2やMiG-31といった実在の機体をモデルにした航空機が使われ、
さらに支援機などにも実在する様々な機体が劇中に登場します。


誌面で紹介した座談会では、作品制作のきっかけや航空機に対するこだわり、
裏話など、本作に込められた思いを杉山氏と岡部氏が熱く語ってくれます。
BDボックスの発売は2月28日で、TV版、OVA版の本編はもちろん、
ヒコーキ愛の詰め込まれたファンディスク映像や特典映像もすべて網羅、
本編約579分、映像特典約466分という大ボリュームとなります。
詳細は下記URLでご確認ください(現在予約受付中)。
https://v-storage.bnarts.jp/sp-site/stratos4/

なお、年明けの1月15日(月)には、本BDボックスの発売を記念したトークイベント
「『ストラトス・フォー CPL. BD-BOX』発売記念!20年ぶりのブラスト・オフ!」が
東京新宿のロフトプラスワンで開催され、
当時のスタッフたちがストラトス・フォーを語りつくします。
登壇者は監督のもりたけし氏、キャラクター/メカニカルデザイン・総作画監督の山内則康氏、
岡部いさく氏、原型師・モデラーの二宮茂幸氏、プロデューサー杉山 潔氏が予定されています
(イベントページはhttps://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/270802)。
そして『ストラトス・フォー』に関連したニュースをもうひとつ。
11月26日開催の築城基地航空祭に参加した内海昌浩氏が操縦する
ウイスキーパパ競技曲技飛行チームのエクストラEA300Lのコックピットサイドには、
BDボックスの発売を記念して本作のロゴが描かれました。
後部胴体には左にメテオスイーパー」、右にコメットブラスターのロゴも描かれています。
マーキングはこの後もしばらく残されるということで、
展示飛行の予定は入っていないものの、ウイスキーパパのホームベース
岡南飛行場に行けば、内海氏のトレーニングフライトなどの際に
見ることができるかもしれません。



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