今日は『航空ファン』と『世界の傑作機』が毎月お世話になっている
凸版印刷の担当者さんたちと勉強会を行ないました。
編集作業の最終段階で使うカラー用の校正紙が替わることになったので、
今後の作業の進め方についてレクチャーを受けたのです。
校正紙とは、文字類はもちろん色の調子などを最終確認するための仮印刷紙で、
カラーの場合、これを見ながら「赤が強い」とか「コントラストを上げて」と指示を伝え、
それをもとに印刷担当者は最終調整を施しつつ、輪転機を回すのです。
校正紙が替われば、指示の出し方を変える必要が生じますし、当然、
それを受け取る側も指示の内容を適切に理解していないとよい色は出せません。
両者のやりとりには、意思の疎通がとても大切なのです。
写真は現行品と新しい校正紙、そして本刷り(本誌)を見比べながら
意見を交換する本誌・神野(画面右奥)と凸版印刷の皆さんです。