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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

『トップガン マーヴェリック』いよいよ5月27日に日米同時公開

2022-05-10 22:48:09 | 編集部日記


いよいよ今月末、5月27日に日米同時公開となる『トップガン マーヴェリック』。
これまで2年間もの間、公開延期となってきたにもかかわらず、
その内容は一部トレイラー(予告動画)で発表されているものだけで、
ストーリーは謎のままでしたが、本日10日、
都内でついに完成披露試写会が行なわれ、参加させていただきました。

オリジナルの『トップガン』の公開から36年、
人気映画のパート2には何度も落胆したりもしましたが、
この作品だけは製作が発表されてから楽しみにしていました。
そして拝見した感想は…、まさに期待を裏切らない内容でした。
もちろんスーパーホーネットの飛行シーンは迫力満点、
飛行シーンを見るだけでもその出来栄えは相当なもので、
ヒコーキのカッコよさを存分に味わえます。

会場では、日本のスポーツ航空のトップガン(とは言われていないかもしれませんが…)こと
室屋義秀氏にも遭遇。



室屋さんも「見ていてGがかかりっぱなしで、腹筋に力は入るし疲れてしまいました」と
言うほどの映像です。
本作品については、5月20日発売の『航空ファン』7月号でも紹介します。
また7月号は本作品に関連してアメリカ海軍の最新情報を紹介するとともに、
新年度の展示も始まったブルーインパルスも扱う、2大特集となります。
ご期待ください。                   (神野)
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あいち航空ミュージアムのフォトコンテスト講評トークショー

2022-04-29 21:32:20 | 編集部日記
2022年のゴールデンウィーク初日、本日4月29日は、
愛知県営名古屋空港内にあるあいち航空ミュージアムで行なわれた
第4回フォトコンテストに関する講評トークショーに参加してきました。



告知や審査にも協力させていただいている本コンテストも今年で4回目となりましたが、
その応募作品のクオリティは明らかに上がってきており、
審査の際にも赤塚 聡カメラマン、吉田信也元第11飛行隊飛行班長、鈴木真二館長ら
審査員の方々と甲乙つけがたい作品を前に苦労しました。
トークショーもたくさんの方にお越しいただき盛り上がりましたが、
30点以上におよぶ入賞作品は6月27日まで館内に展示されていますので、
ぜひ入賞作品の美しさを、大判プリントで確認してみてください。

また5月30日までは
『八谷和彦特別展「M-02JとHK1」~無尾翼機に魅せられて~』も開催中です。
あのアニメで主人公が風を操って飛行する機体を彷彿させる
小型ジェット無尾翼機の実機と、さまざまな関連資料が展示されています。



https://aichi-mof.com/
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1月31日墜落の飛行教導群のF-15DJ、2名の搭乗員を収容

2022-02-14 17:30:57 | 編集部日記
すでに皆さんご存じのことと思いますが、1月31日夕刻、
航空自衛隊小松基地を離陸した飛行教導群のF-15DJ(32-8083)が直後に消息を絶ち、
後の捜索で同機の一部が発見されるなどしたことから、墜落したと断定されました。


事故の当該機となったF-15DJ(32-8083)。撮影は12月の取材時

その後も空自隊員や海上・陸上自衛隊、海上保安庁に加え、地元漁協関係者の方々や
空自OBなども協力しつつ悪天候のなか捜索が続いていましたが、
2月11日と13日、搭乗していた2名の遺体が収容されたと、航空自衛隊が発表しています。
搭乗していたのは飛行教導群の群司令田中公司1佐と同群教導隊所属の植田竜生1尉でした。

飛行教導群については昨年12月に創立40周年を迎えており、
この機に『航空ファン』3月号でも特集を組んだばかりでした。
同じタイミングで航空雑誌他誌にも特集が掲載され、
そこで田中1佐は各誌のインタビューにも答えてくれています
(こうした事故が話題のきっかけになるのは非常に残念ではありますが、
田中1佐がインタビューでも触れている「影の部隊」である
飛行教導群を40周年を機に紹介できた点についてはよかったと思うようにしています)。

なお、誌面でも紹介していますが、田中1佐は2011~14年にかけて、
第11飛行隊ブルーインパルスの飛行隊長も務めており
(東日本大震災後、芦屋基地での移動訓練を指揮し、部隊が松島に帰還した際の隊長です)、
ファンの皆さんのなかにも田中1佐と接したことのある方も多いかと思います。
今回の取材の担当編集者も、仕事柄ブルー在籍時から田中1佐にはお世話になり、
またブルーの隊長を終えた後もひょんなきっかけでお会いする機会が多く、
その都度朗らかに声をかけていただきました。
今回の取材でも、インタビュー時以外にも他愛のない話にお付き合いいただき、
「オン・オフの明確な人」「全体を見渡して時に厳しく、
時に部下を思いやって明るく接する人」という印象をあらためて感じました。
また「ブルーは広報部隊であり、真摯に明るく国民の皆さんと接しなければなりませんが、
そういう立場であるだけに、隊長在籍中は取材していただく方々とは懇意になりすぎぬよう、
一線を引くよう気をつけていました」とも話しており、自分にも厳しい印象でした。


「にこやかに」との撮影リクエストに「飛行教導群では威厳を出そうとしているので、笑い方を忘れましたね」と苦笑

今回、取材で12月に部隊を訪問したばかりでもあり、
事故の一報を聞いたときには心が沈みました。植田1尉については
取材を含め直接の接点はありませんでしたが、志高く飛行教導群に着任され、
まだまだこれからの活躍が期待される立場でもあり、非常に残念な気持ちです。
また取材時も、過去に殉職された部隊の方々に対する思いや日ごろの訓練での安全管理など、
整備隊を含めた飛行教導群全体が事故に対して注意を払っていることが感じられ、
今回の一件を部隊全体が重く受け止めているのだろうと想像しています。

今後、墜落機の引き揚げ作業も予定しているとのことなので、
航空ファン編集部では拙速な事故原因の推測などは避け、今後の調査の推移を見守り、
航空自衛隊としての正式な結果が出た際に、誌面上で報じたいと思います。

あらためて田中公司1佐、植田竜生1尉のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。(神野)


12月18日、小松基地で行なわれた飛行教導群40周年式典での記念撮影
コメント (1)
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ブルーインパルスの最新の姿をお届けします!

2021-06-21 20:36:18 | 編集部日記


本日発売の『航空ファン』8月号は、先日お知らせしたとおりブルーインパルス特集で、
表紙から巻頭でブルー関連の記事が満載です。
なかでも5月中旬に取材した松島基地での訓練は、
今シーズン航空祭などでファンの皆さんに会うチャンスがなかなかないこともあって、
メンバー全員が訓練に励みつつも、取材に全面的に協力してくれました。
そして表紙でも採用した集合写真撮影では、この撮影日は代休だった永岡1尉も
わざわざこの撮影のために顔を出してくれるなど、本当にありがたい対応をいただきました
(集合写真に自分だけ欠けるのはイヤだ! という思いもあったのかもしれませんが…。
Ashさん、ありがとうございました!)。

そして精力的に進む訓練では、5機ながら基地上空での1区分フィールドアクロもあり、
編集の神野も久しぶりにブルーインパルスのアクロを見ることができました。



また昨年の取材時にはまだ訓練も中盤だった6番機眞鍋1尉、3番機鬼塚1尉も
今シーズンからOR(展示態勢)パイロットとして頑張っており、
フライトも含めすでにチームの中核といったイメージ。






そして、昨年夏以降、4月にかけてチームに合流した
1番機飛行隊長付の名久井2佐、5番機江口1尉、2番機東島1尉、4番機手島1尉も、
それぞれのTR(練成態勢)訓練に汗を流していました。









ちなみに、名久井2佐は飛行操縦課程学生のころに
テレビのドキュメンタリー番組にも出演したことがあり、
その際の教官が元ブルーインパルスメンバーだったという、
おもしろいエピソードもあります。
また名久井2佐はブルーへの配属希望を出していて、
念願のメンバー入りとなったそうですが、
じつはもうひとつ、『航空ファン』とはご縁があり、
2012年5月号で、当時所属していた第301飛行隊から
コープノース・グアムに参加した際、表紙にも登場いただいていました。



なお、今月はチームから今季パイロット全員の直筆サインが入った
リーフレットを読者プレゼントにご提供いただきました。
10名の方にプレゼントしますが、そのうち3名様には
2021年のシーズンパッチもセットでお届けします。
誌面をご覧いただき、奮ってご応募ください。          (神野)

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現役米空軍少佐がレースにチャレンジ

2021-06-13 04:45:20 | 編集部日記
乗り物全般に好きな編集部神野は自動車レースにも興味があるのですが、
米軍の公式ニュースサイトDVIDSに、気になるニュースを見つけたので紹介しましょう。

アメリカの国内ツーリングカーレースシリーズ、SRO TCアメリカに、
米空軍の現役特殊戦士官、クリス・ウォルシュ少佐がAOAレーシングから参戦中です。
ウォルシュ少佐は6月5日に開催されたバージニア・インターナショナル・スピードウェイでの
レース1で3位に入賞、その実力も示しましたが、
なんと驚くことに、2022年冬季北京オリンピックを見据えたボブスレー選手にも
チャレンジするとのこと。
根っからのスピード系競技のアスリートなのかもしれませんね。



ウォルシュ少佐の操るBMW M2にはシャークティースや国籍マークが描かれ、
後部胴体のデイグロのライン上には職種である「SPECIAL WARFARE」の文字も。
そして通常のレースエントリーチーム同様にスポンサーもついていますが、
軍の支援団体であるUSOやAFGのロゴがあるのが、さすが現役軍人のクルマです。(神野)




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毎月21日発行の月刊誌『航空ファン』、奇数月30日発行の『世界の傑作機』は共に文林堂の定期誌です。このブログでは、編集部による耳よりな情報を随時発信していきます!
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