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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

あいち航空ミュージアムのフォトコンテスト審査会

2021-04-17 23:41:28 | 編集部日記
本日4月17日、愛知県のあいち航空ミュージアムを訪問、
第3回フォトコンテストの審査会に参加してきました。



カメラマンの赤塚 聡氏、元ブルーインパルス飛行班長吉田信也氏、
リモート参加の鈴木真二館長多数の力作の揃うなか、作品の見どころや技術などについて審査員全員で協議しながら、
今回も素晴らしい作品を最終選考することができたのではないかと思っています。
選考結果についてはミュージアムで最終的な確認作業などを終えた後、
今月下旬に発表される予定で、
4月29日には審査講評会トークイベントなども行なわれる予定です。

また、現在は館内で徳永克彦カメラマンによる航空自衛隊F-4ファントムの写真展が開催されており、来週末4月24日、25日には徳永カメラマン、元第306飛行隊長戸田眞一郎氏によるトークショーも予定されています(24日午前が戸田氏、午後が戸田氏と徳永氏の2名、25日午前が徳永氏)。なお、写真の展示終了後に展示プリントが来場者にプレゼントされる抽選申し込みも受け付けていますので、
こちらも要注目です。



そしてさらに、あいち航空ミュージアムの展示に三菱MRJ(現在のスペースジェット)の客室モックアップが加わりました。残念ながら現在プロジェクトが凍結状態となっているスペースジェットですが、その快適な「スペース」をモックアップでぜひ実感してみてください。



https://aichi-mof.com
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東日本大震災から10年

2021-03-11 15:07:35 | 編集部日記


10年前、2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。
このことについてはテレビや新聞でも大きく採り上げられており、
皆さんがそれぞれに思いを馳せていることでしょう。『航空ファン』でも
次号5月号(3月19日発売)で、当時の記憶を風化させないようにとの思いから、
航空自衛隊航空救難団を中心とした、10年前の活動をふり返るページを作り、
掲載する予定です。

さて、そんな本日、10年前の震災では自衛隊や日本の官公庁にも劣らない
驚くべきスピードで救援活動の実施を決定、アクションを開始した
在日米軍司令部(横田基地)では、10年を節目とするセレモニーを行なった模様です。
”Operation Tomodachi”、「トモダチ作戦」と命名されたこの任務には、
在日米軍のみならず、周辺部隊や本土からの人員を含め、
24,000名以上がかかわりました。
日米の国家間の関係性や安全保障条約も存在するため、
こうした支援の手を差し伸べるのも、ある意味自然な流れではあるかもしれませんが、
取材や個人的な関係で在日米軍やその関係者に知友も多いなか、
それぞれが本当に日本を助けようとしてくれていたことを、
当時肌で感じることが多々ありました。
また、発災当時演習のためにフィリピン海方面に展開していた
USSエセックスARG(揚陸遠征群)と31MEUでは、
日本での地震発生がアナウンスされてしばらく経ってから、
艦内で司令官の「救援に向かう」とのアナウンスとともに艦が回頭した瞬間、
艦内に大きな歓声が上がったといわれています。国と国の関係性はとても重要ですが、
やはり個人の信頼関係は大変大事なものだと感じさせるエピソードです。

本日、在日米軍司令官 ケビン B. シュナイダー米空軍中将は
東日本大震災から10年にあたってメッセージを発しています。
また、Facebookにはビデオメッセージも用意されていますので、あわせてご覧ください。

あれからもう10年、しかしまだ10年。復興は完了していません。
これからもみんなで考えることを、忘れないようにしたいと思います。

東日本大震災から10年を迎えて
在日米軍司令官 ケビン B. シュナイダー米空軍中将

2011年3月11日、震災によって甚大な被害を受けた我々の真の同盟国に対して米軍は寄り添い、その喪失を共に深く悲しみました。あれから10年、私たちはこれらの悲劇的な出来事により失われた多くの生命に思いを馳せます。また、あの暗い日々の中にありながら、日米同盟の強さ、そして逆境を乗り越える力を目の当たりにしたことを思い起こすことも我々にとって大切なことです。

3月11日の夕方、惨事から数時間の内に、米国の指導部は日本への支援をコミットし、直ちに大規模な人道救援活動のための態勢を整えました。翌日には、救命支援活動を提供するために到達が困難な場所へと向かう米国C-130機のエンジン音が頭上に響いていました。その後の数か月間、米国国防総省から24,000人以上の人員、189機の航空機、24隻の艦船が、勇敢な日本の人々と協力して、被災者への支援活動に従事しました。在日米軍にとって、トモダチ作戦の一環として日本政府と自衛隊を支援できたことは、心の励みになっています。

昨年、日米同盟60周年を迎えるにあたり、私たちは世界規模のパンデミックという形の困難に直面しており、そこで私たちは再び同盟の強さ、そして逆境を乗り越える力を目の当たりにしました。この困難に共に立ち向かっていく姿は、再び私たちの国家
間の揺るがない絆を実証しています。

日本の各地に駐留している米軍関係者は、それぞれの地域社会の一員であることを誇りに思うと同時に、日本の皆様のご厚意と友情に深く感謝しています。2011年3月の悲劇的な出来事を記憶に留めると共に、この重要な同盟に対するコミットメントを継続いたします。これからも共により強い同盟関係を築いていきましょう。

ビデオメッセージリンク
Facebook Video Link
https://www.facebook.com/USForcesJapan.J/videos/295136585509405

Mar 11, 2021
The 10th anniversary of the Great East Japan Earthquake
Remarks from Lt Gen Schneider, Commander, US Forces Japan

“On March 11, 2011, U.S. Forces stood alongside our closest ally and grieved the horrific loss and destruction inflicted on Japan by the earthquake and subsequent disasters. A decade later, we stop again to honor and remember the lives lost during those tragic events. It is also important for us to remember how in the midst of those dark days, we also witnessed the strength and resiliency of the U.S.-Japan Alliance.”

“On the evening of March 11, within hours of the tragedy, U.S. leadership committed to assisting Japan and immediately mobilized a massive humanitarian relief effort. The next day, U.S. C-130s could be heard overhead, providing life-saving support to the most hard-to-reach locations.
Over the next several months, over 24,000 personnel from the U.S. Department of Defense, 189 aircraft, and 24 ships worked alongside the brave citizens of Japan to provide support to victims across the affected areas. U.S. Forces, Japan was honored to support the Government of Japan and Japan’s Self-Defense Forces as part of Operation Tomodachi.”

“This past year, as we celebrated the 60th Anniversary of the U.S.-Japan Alliance, we once again saw the strength and resiliency of the Alliance in the face of hardship - this time in the form of a global pandemic. Facing this challenge together yet again demonstrated the unbreakable bond between our nations.”

“U.S. Forces stationed throughout Japan are proud members of our local communities and we are grateful for the hospitality and friendship shown to us by the people of Japan. As we remember the tragic events of March, 2011 we renew our commitment to this important alliance. Now, as then, we stand stronger together.
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あいち航空ミュージアムで夏休みイベントに参加

2020-08-11 21:49:28 | 編集部日記
先週末の8月8日と9日、愛知県のあいち航空ミュージアムで
夏休みイベントとして「空への憧れと挑戦の歴史」と題したクロストークショーが行なわれ、
航空・軍事評論家の岡部いさく氏、石川潤一氏(リモート参加)、
ミュージアムスタッフで元空自テストパイロットの土屋昭人氏とともに、
編集部神野が参加させていただきました。

8日の第1部はプロペラ機編、9日の第2部はジェット機編ということで、
航空機の歴史を一気におさらいしつつ、そのなかで登場した
アイコニックな機体や珍機について、皆さんの楽しいお話で紹介していきましたが、
途中岡部さんの生お絵かきなども飛び出し、
見学に来ていただいた皆さんにも喜んでいただけたようです
(写真は本誌読者の見学者の方ご提供)。



また8日午前中には赤塚 聡カメラマンや
吉田信也元第11飛行隊飛行班長も参加してのフォトコンテスト講評会もあり、
こちらにも参加しております。
さらに10日には元三菱重工業のテストパイロット、渡邉吉之氏による
音速の壁に関するトークショーも行なわれています。

今後も15、16日にはセントレアの元主任管制官田中秀和氏によるトークショー、
22日には元海自P-2J、ANAのYS-11パイロットの市野文啓氏によるトークショーも
予定されていますので、チェックしてみてください。
また、第2回フォトコンテストの入賞作品展示、
《特別企画展》日本の翼YS-11展も8月末まで実施中です。

※あいち航空ミュージアムでは新型コロナウイルス感染防止に配慮して、
施設の公開とトークショーなどの各種イベントを実施しています。

あいち航空ミュージアム
https://aichi-mof.com/

                                      (神野)
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航空自衛隊を応援する若きOBとお会いしました

2020-06-16 18:01:11 | 編集部日記
本日、知人からご紹介をいただき、航空自衛隊でF-15に搭乗していた方と
お会いする機会がありました。
お会いした前川 “Hachi” 宗氏は、第305飛行隊、飛行教導群、第304飛行隊での
勤務経験がある航空学生出身の生粋のイーグルドライバー。
現在は航空自衛隊を退官し、違うかたちで自衛隊時代、パイロット時代の経験を活かそうと、
まったく新しい分野で活躍しており、執筆業などにも携わっています。

その事業のひとつに、同じく自衛隊パイロット出身のお二方と始めた
High Rate co., ltd.(https://highrate-ltd.com/)があります。
同社の展開する「SAMURAI TENGU」「SAMURAI TENGU+」というタイトルでの
YouTube動画配信(https://www.youtube.com/channel/UCcVABHi9HZ_D4oYzMj44K_g)では、
航空自衛隊のこと、国防のことなどについて、分かりやすいかたちで発信しています。
またオンラインコミュニティ(https://samurai-tengu.com/)も運営し、
そのコンテンツとしてはファン同士の交流の場以外に、
航空学生を目指す若者たちに対しての情報提供を目的に、
オンラインでの相談や受験対策、受験者同士の交流が行なわれているとのこと。
たしかに予備校や受験対策本などが数多ある大学受験に比べ、
航空学生というのはその制度の認知度も低く、
またどのような準備をすればいいかも分からないなど、
前もって把握しにくいところがあります。
空自のパイロットを目指す人たちにとって、
実際にその道を通ってきたOBの声というのは非常に有益でしょう。

今後、空を目指す人への支援を含め、ファンの方々とのコミュニケーションなど
多くの分野で盛り上がるような、さまざまな企画も計画しているそうですので、
『航空ファン』もその動向に注目したいと思います。   (神野)


前川氏と編集部神野。こんなご時世ですが、写真はあくまでも撮影のための「一時的な密」ですのでご了承ください…。

前川 宗氏ブログ
http://ameblo.jp/so-m0331/
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SPA!さんの取材を受けました

2020-04-25 16:11:19 | 編集部日記
扶桑社が発行する『週刊SPA!』では、同媒体とリンクしたWEBメディアとして
『日刊SPA!』を運営しています。

同メディアではこのたび、4月24日から「紙のプライド」とのタイトルで
出版不況のなか紙媒体に対する愛着や矜持をもって刊行を続ける
雑誌の編集長を紹介する新連載を始めましたが、
その第1回として『航空ファン』編集長の三井を採り上げいただきました。

あえてWEB媒体で紙媒体を紹介するという斬新な企画の初回で、
こうして紹介いただけるのは名誉なこと。ぜひご一読ください。

そしてわれわれも紙媒体の発行者として、
どのようにWEBを活用、共存するのか、
今後の取り組みのヒントにしていきたいと思います。

連載のリンクはこちらから         (神野)
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