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尖閣諸島に血道を上げるのも良いが、国内の河川、山林のインフラ強化が緊急課題ではないのか?

2016年09月26日 18時38分09秒 | 日記
 Googleマップで、行先の地図情報を調べていたのだが、うっかりさわって地図の縮尺が大幅に縮少してしまった。

 おおなんと、日本列島はもちろん台湾や中国も見えるではないか。 まさに南シナ海が画面の中心にあったので、筆者は面白半分に尖閣諸島を検索してみた。 最初は海しか見えない。 そこで縮尺の度を上げていくと、ようやく尖閣諸島という文字が見えてきて、そのあたりの大きな島を拡大すると、魚釣島という表記がされていたのだ。

 そうかGoogleマップは,中国の島と認識しているのかなと、笑ってしまったよ。

 この尖閣諸島は、どう見ても東シナ海の絶海の孤島といえる。 九州から繋がる沖縄本島や、その先の石垣島、宮古島などのラインとは全然つながっていない、宮古島からでも約150Km, 那覇か300Km、台湾の台北からでも200Km、中国本土から300Kmの距離だろう。

 こんな絶海の孤島に価値が出たのは、漁業権や周辺に地下資源があるといわれているためだろう。

 尖閣問題は、短時間で解決すべき問題ではないと、当時の、田中角栄首相と鄧小平の間で日中友好条約締結時に、後の世代が円満に解決する時迄先送りにするという賢者の知恵で、日中友好条約が締結された。

 それを石原都知事時代に、東京都が尖閣諸島を買い取ると言い出してから、日中関係悪化の大きな原因となってしまった。

 安倍首相は、これらの島嶼を守るため、海上保安庁の監視船の建造を増やすとシャカリキだ。

 しかし、最近の台風による日本国内の被害はどうだ。 九州から、本州、北海道と日本列島のあちこちで、山崩れや河川の氾濫だらけではないか。 おまけにいつ発生するか分からぬ地震のおまけまでついてくる。

 日本列島は近年の温暖化のせいか、規模の大きな自然災害が増えている。 災害対策の護岸強化や疲弊している山林の手入れなど、今必要な国内の地道なインフラ整備が、早急に必要な課題ではないのか。

 北朝鮮が怖い、中国が怖いといって、高額な応撃用兵器をいくら強化しても、北朝鮮の攻撃ミサイルの精度がどんどん進化してくると、どう見ても軍備の強化だけでは手に負えなくなる。

 一日も早く外交手段での対応強化をしないと、筆者には無駄ガネを投じているようにしか見えない。

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