ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

イモの収穫!

2007-09-05 19:49:22 | Weblog


今日は、一日中、はっきりしないお天気でした。
ユースホステルの周りの畑で、いよいよ、馬鈴薯の収穫が
始まりました。大きな機械を入れて収穫する農家、
手拾いにこだわる農家、それぞれの人々の考えで、
馬鈴薯畑の景色も違って来ます。

70歳を超えるおばあちゃん達が、出面さんの組を作り
毎日、あっちの畑、こっちの畑、隣町の畑、とイモ拾いに
出かけます。皆、あっちが痛い、こっちが痛い、明日は病院の日だ
と言いながらも、せっせと稼ぎます。

皆が、いつも、明日の天気のことを気にかけ、出たからには
仕事が中途半端で終わらないことを、祈っています。

昔、夏は土建屋のバイトして,飢えを凌いでいた頃を
思い出します。ベテランの土方の爺さんには、いろんなことを
教わりました。『スコップに土を一杯入れるな!』
『今日は、この仕事で持たせるぞ』『弁当もって出たら、中途半端
では、帰らない、とにかく、一日稼ぐ』

これからの畑仕事は、雨との戦いになります、雨が続けば
ちっとも畑には入れません。北海道の秋は悩ましく
もたもたしていると、雪が追いかけて来ます。

追い込み!

2007-09-04 08:32:41 | Weblog


明け方まで、雨は残ったようなのですが
息子がチャリで隣町の高校に走り出す頃には
お日様が、顔を出しました。

ニセコ町文化祭、HAAサロンコンサート、KUBO教室発表会
それぞれに向けて、コールブーケ、大正琴サークル、手風琴倶楽部
教室の生徒さん、の、追い込みが始まります。

その他にも、デイサービスセンター慰問、等等
練習を詰めて行かなければならないものが目白押しです。

アコ教室は、20~30人いる生徒さんの仕上がり具合、アンサンブル
全体合奏、を細かな所までチェックして行きます。
足りない楽譜を揃えたり、プログラムの進行や、全体のバランス
出演順を決めて行きます。

9月10月のカレンダーが、会議/視察その他でも、みるみる真っ黒に
なって行きます。自分で種を撒いていますから、実りの秋には
しっかり収穫して、次年度に備えろという意味なのでしょう。

それぞれの、役を担ってる方々との連絡も多義にわたり
朝からメールを打ちっぱなしになります。

厨房では、生の筋子をほぐして、漬け込み、いくら丼セールに
備えます。

何とか、言葉通りの『実りの秋』にしたいものです。

 収穫の秋、文化の秋、スポーツの秋!

2007-09-03 09:18:24 | Weblog


昨夜から、雨が降り出しました。久しぶりの雨です。

一昨日、昨日と国道5号線ですれ違った、多くのチャリダー
の寝床が心配されます。最近、大学の自転車部を中心に
道内を自転車旅行している若者が増えているように感じます。
BIKEの台数はめっきり減りましたが、自転車は増えています。

ふとした風の中に、明日の雨を確信したり、
山にかかる雲の気配で、明日の天気をきちっと占う。
お年寄り、浜に住む人々は、今でもきっと日々の経験の中
生活習慣の中で、そのような風を読んだり、雲を読んだりする
能力に長けているのでしょう。

襟裳の浜で、昆布干しのお手伝いをしていた時は、如実にその風を読む
雲の動きを読む力を感じた夏でした。天気を事前に正確に予想するのは
昆布漁の収穫量、品質の善し悪しに直接関わることになりますから
漁師の親方は、四六時中『クンクン?潮の匂い、風の匂い、向き、
雲の流れを気にしています』。

そして、自分の大いなる期待を込めて、
明日の天気を予想します。晴れて欲しいという期待が、思い入れが
あまりに強いものですから、親方の予報は、微妙にズレを生じます。
暇があれば、177にダイヤルして、自分の思い入れを補正しています。

文化の秋は、コンサート、イヴェントなどの演奏機会が増えます。
11月25日、大通公園ミュウヘンクリスマス市の出演まで
気が抜けない日々が続きます。

世界陸上が終わりました。
夜でも30℃を超える猛暑の大阪で
あのような、大掛かりなイヴェントをマネジメントしたり
コーディネートしたりする人々のことを考えていました。

多くの言語が飛び交い、多種多様な競技をタイムスケジュールに
合わせて進めて行く、何百、何千もの大会運営に携わる人々をまとめ
突発事故に対応し、各国の選手へのケアー、等等、気の遠くなるような
お話です。

私達はメディアから流される情報しか見聞きすることは
出来ませんが、世界陸上という1週間ものイヴェントを支えた
人々こそ感謝されるべきだと思います。

もちろん、とほーもないお金が動き、
それはそれで、ビッグビジネスなのでしょう。
『はしゃぎすぎる、テレビの司会者は別として』
関係した、多くの企業の思惑も砲丸、円盤、槍のごつ、
大阪の夜空を飛び交ったことでしょう。

函館!

2007-09-02 15:43:45 | Weblog


今にも雨が降り出しそうな曇り空。

9月1日(土曜日)ニセコ町の福祉祭りに
コールブーケさんが出演するので、朝から
町民センターへ、昼に終わって、その足で
函館に走りました。お天気は快晴で、車の西側だけ?
強い日差しに照らされ、体半分が日焼けしました。

以前、函館市民会館と金森ホールでコンサートを
させていただきましたが、もう10数年前のことでしたので
懐かしく、ウォーターフロントを歩きました。
夕暮れ時でしたが、土曜日とあって、観光客も
多く、小樽とはちょっと趣の違う感じがしました。
函館のお客様はその日ステイが基本のようで
落ち着いた人の流れでした。

目的だった、函館中央図書館と美術館にお邪魔し
夜は、ホテル近くの居酒屋さんで、海の幸を
いただき、帰りました。

新しい図書館はどんどん昔のイメージからはかけ離れ
住み分けがきちっとされ、ランニングコストが如何ばかりか
想像できませんが、明るくモダンで素敵な、居心地の良い場所に
変身していました。

美術館では、絵本の原画展が開かれていましたが、
こちらも、父さん、母さんに手を引かれたちびっ子が
沢山、鑑賞に来ていました。

著名な世界の/国内の作家たちが紹介され、
昔、阪急三番街、梅田駅の下にあった、紀伊国屋さん
の絵本コーナー、原書コーナーを思い出しました。
あのころの、紀伊国屋さんは、一人入店したら
一人追い出されるという混み具合でしたが、
函館の美術館は、静かで、一日いても楽しく過ごせる
そんなロケーションでした。

朝市の帰りに駅前のドトールでモーニングコーヒーを飲んで
少し、都会に来た気分でした。