ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

いつの間にか少年は!

2007-09-22 06:24:15 | Weblog
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昨日は夕方から、断続的に土砂降りとなりました。
夜空の蛇口という蛇口が、すべて全開になり
息子も、流石にひらふのコンビニから、助けを求めて来ました。
前を見て走れないほどの雨の勢いで、ギブアップでした。

4:00時起床、お客様と家族の朝食の用意をして、
薄暗い空を眺めますが、ちょっと不気味なピンクの朝焼けも始まり
どうやら、厚い雲の塊は通り過ぎた模様です。

蒸し暑かった気温が、一気に下がり、羊蹄山の上の方から
紅葉が始まりました。いつもの年なら、初冠雪の心配を
する時期なのですが、今年はどうやら様子が違います、変です。

1日置きに雨が降りますと、農家はまったく畑に入れません。
乾いた良い条件で、イモを掘りたいのですが、雪が迫って来ますと
そんな事も言ってられないので、どぼどぼの畑でも機械を入れて
掘ってしまいます。

昔、目安は、10月の倶知安金比羅祭りだったように思います。
夜店に、子どもを連れて良く行きましたが、雪がちらちらして
テキ屋さんも,股火鉢でチョコバナナを作っていました。
植木の叩き売りが面白く、酔っぱらった親父の口上見学に行ったものでした。
目安,その頃までに畑をかたずてしまいたいのですが、
ビート、そして最近は百合根をやる農家も増え、雪が積もっても
畑に座り込んで,百合根を掘る作業が続きます。

近い将来,この国は食いたくても,
食えない状況に追い込まれるかも知れません
モスクワの中国系のおばあちゃんが作る大根、1本1500円じゃないけど
学校の給食が終わったら,先生が皆に、チョコラB.B.を配る。
そんな状況も近いのかも知れません。
都会での,生活が成り立たなくなり
田舎に、人口の移動が始まります。
空き地があれば、起こされ、イモが蒔かれ、豆が蒔かれ。

化石燃料は、官邸や議事堂、戦車や軍艦でしか炊けなくなり
山が伐採され、石炭が掘り直され?
私達が経験した事のない事態になりかねません。
電線で繋がったビジネスなど胡散霧散してしまい

米、イモ、豆を携えた、人々が疲れた顔で,時々走る
電車にすし詰めになっている景色が繰り返されます。

信頼出来るものなど、何一つなく、
スキーは大雪山でのみ可能、
水の都と称される地域は、すべて海に沈み *********

『いつの間にか少年は』は、後日になります。