今日は、一日中、はっきりしないお天気でした。
ユースホステルの周りの畑で、いよいよ、馬鈴薯の収穫が
始まりました。大きな機械を入れて収穫する農家、
手拾いにこだわる農家、それぞれの人々の考えで、
馬鈴薯畑の景色も違って来ます。
70歳を超えるおばあちゃん達が、出面さんの組を作り
毎日、あっちの畑、こっちの畑、隣町の畑、とイモ拾いに
出かけます。皆、あっちが痛い、こっちが痛い、明日は病院の日だ
と言いながらも、せっせと稼ぎます。
皆が、いつも、明日の天気のことを気にかけ、出たからには
仕事が中途半端で終わらないことを、祈っています。
昔、夏は土建屋のバイトして,飢えを凌いでいた頃を
思い出します。ベテランの土方の爺さんには、いろんなことを
教わりました。『スコップに土を一杯入れるな!』
『今日は、この仕事で持たせるぞ』『弁当もって出たら、中途半端
では、帰らない、とにかく、一日稼ぐ』
これからの畑仕事は、雨との戦いになります、雨が続けば
ちっとも畑には入れません。北海道の秋は悩ましく
もたもたしていると、雪が追いかけて来ます。