生憎の雨となりました。
大きな台風が関東地方に近づいています。
手加減の無い大自然のエネルギーが放出、炸裂します。
3階立てのビルディングのような高波が岸に襲いかかります。
漁業、農業、建築途中の現場を持つ親方、団体さんの予約をいただいている
台風進路に当たるホテルの支配人さん、等は気が気ではありません。
進路を変えることも、消滅させることも不可能です。
YHも、なにせ年期が入っていますから、精力を?を温存した
まともな台風が来たら、ひとたまりもありません。
子どもの頃は、台風の通り道に住んでいましたから
昼間から、雨戸を閉めて、板を打ち付けて備え、
必ず停電になりましたから、蝋燭を灯して
学校もお休みで、なんだかわくわくして過ごしました。
外に出たいのですが、親にダメだと叱られ、トランジスターラジオに
耳を峙て、突然訪れる、『非日常』を楽しみました。
足摺岬、室戸岬、潮岬、『アシズリミサキ、ムロトミサキ、シオノミサキ』
『半径何十キロ内側では、風力何十メートルの****』ラジオからながれる
台風情報に聞き入っていました。他にすることがなかったから。
後日、自転車に乗って彼の地を通り過ぎたりしましたが、
屋根には、大きな石がゴロゴロと乗っかった、
いかにも、台風銀座と呼ばれるに相応しい街並でした。
反則技(一網打尽)は後日になります。