ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

お好み焼きソースのこげる匂いが・・・・・・

2011-12-15 06:11:39 | Weblog




横殴りの雪が顔に当たって,身も引き締まる,ついでにお腹も引き締まれば
言うことないけど,これは別・・・・。
昨夜、羊ヶ丘通りを帰って来たけど,あんまり札幌に戻ったという実感は湧かなかった。
ニセコに住んでいた頃は「おお”!!ニセコに戻った・・・」みたいな感覚はあったけど。

画像は,堺東駅前のパン屋さん,モーニングのセットメニューが安くて人気があり、
店の前は自転車置き場みたい、中は足の踏み場もないほどの混雑,朝から熱気が溢れていた。

札幌の借家は水回りにオイルヒーターを弱くしかけて行ったので、水道管は無事だった。
夜遅くになって、宅急便が次々届いた、街場ではこんな時間まで普通に宅急便が走っている。
私は,布団の中で「Pink Martini & Saori Yuki 1969」を聴いていた。

佐藤剛著「上を向いて歩こう」を行き帰りの飛行機の中で半分くらい読んだ、
私達が幼少時代~少年時代の歌謡・音楽界の裏側を克明に検証し、事実を積み重ねて行く。
中村八大さんの軌跡をなぞる形で,文章は進んで行く。
法外なギャランティ・こなしきれるはずもないスケジュール・今録音されるスタジオの廊下で
次の楽曲を書くという離れ業・・・そんなことが続けられるはずもなく,多くのミュージシャンが
麻薬に溺れて行く・・・中村八大さんも例外ではなかった。

ビッグフォー(中村八大・松本英彦・ジョージ川口・小野満)の当時、北海道巡演10日間・・・には
400万円(今の1500万円)の現金が楽屋に持ち込まれた(1000円札で)・・・という逸話が挟まれている。
当時のギャラは全てキャッシュで支払われていた。

この後,多分、「上を向いて歩こう」から~「Pink Martini & Saori Yuki 1969」への謎解き、必然性が
書き連ねてあるのだろう・・・?と想像する。

今日は,宿題の楽譜書き,昼からレッスン・・・
頭にはお好み焼きソースのこげる匂いが染み付いている。

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