立春が過ぎてからの冷え込みを「余寒」というのだそうです。でも「余りものの寒さ」どころか
中学教師の昔を振り返って見ろと、立春までよりも立春以後卒業式の3月15日ごろまでの
寒さの厳しかった印象が強く残っています。
2月中旬は中・高校入試たけなわの頃、当時担任達は我が家のすぐ近くの北野天満宮へ合格
祈願にきた帰りに立ち寄ったことや、ゲン担ぎに伊予かん(イイヨカン)・滑らない砂などを
求め、黒板の上に飾っていたたことなど、懐かしく思い出しながら母娘の祈る姿をパチリと。
今年は暖冬で天神さんの梅も早くから開花し、土日ともなれば合格祈願・観梅客で賑わって
いますが、すれ違う人たちから聞こえる言葉は中華圏の方の多さにも驚かされます。
有料「梅苑」の公開も始まりその入り口には「早や咲き見頃 全体三分咲き」の張り紙が。
晴れの日を選んで境内・梅苑の開花状況をカメラに収めましたので紹介します。
まずは中門をくぐって本殿に通ずる、本殿右側の石畳沿いの梅。
本殿東側から中門を振り返ると。
本殿東側、東門からの眺め。この東門は目立たないが重要文化財、本殿は国宝。
東門をくぐっての本殿と梅風景。
本殿北側の風景。
次は本殿西側から北野の方向を。
最後に本殿前の三光門。
このように本殿を囲む石畳道のどこから眺めても梅の花が目に入ります。見頃です。
一方、入園料700円(茶菓券つき)を出して眺める「梅園」と紙屋川沿いの梅林は
開花三分です。それでも休日は多くの観梅客でにぎわっていました。
御土居の上の見晴台から眺めた紙屋川沿いの梅林の景色です。
紙屋川沿いの枝垂れ梅はまだちらほら咲きです。
以上北野天満宮の梅情報です。
いつもは最後に今週の花を紹介するのですが新しく紹介する花がないので、一重咲き
の紅白の梅と観梅で出会った小鳥の写真にします。