草花探訪

季節の草花苗づくり

梅微笑む頃

2019年02月13日 | 花の写真

日向のぬくもりに冬の出口が見えて来たこの時季、衝撃のニュースに触れて

私の心は震えています。

水泳の池江璃花子選手が白血病を発病し、すぐに自ら公表したことです。

彼女は「私自身信じられず混乱している状態です。」と言っていますが続けて

「でも前向きの姿勢で病気に立ち向かいます」とも。

 

国民の期待を一身に集めている彼女です。東京オリンピックでメダルを取る

ために今が一番重要な時季であることを彼女が一番よく知っています。

そのようなときの白血病発病です。

そして、医学が急速な進歩を遂げているとはいえ「白血病」は、血液のがんの

一種で多量の抗がん剤投与や長い期間苦しい治療が伴うことも。

 

私は20数年前、白血病ではありませんが「悪性リンパ腫」という血液のがん

の一種を発症し,約半年間の闘病生活を体験したことがあります。

大量の抗がん剤投与による治療、抗がん剤による副作用の苦しみは半端なもの

ではありませんでした。だから余計に彼女の今のつらさが分かります。

抗がん剤はがん細胞だけをつぶすのでなく正常な組織・細胞も痛めます。

全身倦怠感・嫌悪感に苦しんだり食欲不振とも戦わねばなりません。

 

正常な白血球リンパ球が少なくなることは抵抗力が弱っていることでもある

のですから病室以外の院内行動も制限されます。

私の場合、末梢血幹細胞移植という治療を受けたときは「無菌室」生活を

経験しました。一種の隔離状態での治療生活です。

 

彼女に私が言えること、「医学を信じ、自分の体力精神力を信じ、闘病生活に

全力を傾けること」と。

幸運を祈っています。

 

さて、次は季節の話題と季節の花に移ります。

最初は全国でも例を見ない、小学生が都会の公道を駆け抜けてたすきをつなぐ

「大文字駅伝競走大会」の風景です。

西大路通りの白梅町を少し北に上がったところ(全国高等学校女子駅伝の

第一区中継場所)をスタートして約500メートル地点の様子です。

 

 

次は梅がちらほら咲き始めた北野天満宮の風景。

まずは白梅と紅梅の花姿。

 

 

続いて楼門をくぐってすぐ目に入る赤目牛の石像と宝物殿と梅。

 

本殿を左に見て

本殿横の石畳通路から楼門を望む。

本殿前の三光門と白梅。

本殿裏側の左・合格祈願札かけ所と右・自主神社。

 

梅園とお土居の梅もちらほら咲で2月8日から有料公開(700円)始まって

観梅客でにぎわっています。どうぞお越しください。