歳を重ねるごとに月日の流れがどんどん早くなるように感じます。
つい先日師走に入ったと思っていたのにもう下旬です。巷では迎春準備が各地で進み
気ぜわしい昨今です。
昨年の今ごろ、女房も私もそろって風邪をひいていたことを思い出します。「風は万病の
もと」であることを身を以て心配していたものです。
それに比べると、今冬は幸い二人とも風邪もひかず元気で年の暮を迎えられそうです。
82歳の私たち、毎日大過なくすごし自力で生活できていることが、ついつい当たり前の
ような気分で暮らしています。でも持病は抱えています。
一か月一回の検査と主治医の診断を受けて「異状なし」、でも油断は禁物です。
さて、13日は事始めの日、私の役割の一つに「福梅」購入があります。
女房が友達・知人から頼まれたものを私が調達するわけです。
カリカリにいからびた梅が一袋に6^7粒入りで700円です。
元旦の朝白湯に入れて飲むのですが、縁起物で求める人も多く、頼まれるたびに
私は天満宮に足を運びます。それが私の事始めの仕事です。
老人会の事始めは12月の活動「児童公園の清掃」と「歩こう会」です。
落ち葉のこの時期、小さい児童公園ですがごみ袋(45L)60袋も落ち葉がありました。
第2日曜日の7時半から、参加老人18人で所要時間2時間かかって…。
老人会の有志が黙々と清掃に励んでいる姿を地域の人たちはどれだけ知ってくれて
いるのだろうかと、つい思ってしまうほどの作業量でした。
こんなこと考えるのはボランチィア精神に外れていますが。
12月の「歩こう会」のコースは「哲学の道~南禅寺~蹴上~御陵」の約6㎞で、
上京老人会が担当でした。コースが魅力的でそのうえ好天気でしたので全市から
約700人もの参加があり、コース途中の誘導役のどお手伝いもしました。
60歳以上の年寄の大行列、「道いっぱいに広がらないで」、「歩道からはみ出さないで」
等、声をからして呼びかけても聞く耳持たずで、交通事故がないようにと誘導するのが
大変でした。
最後に、初冬のこの時期の花、紅梅が開花したとマスコミにも取り上げられましたが
北野天満宮の「梅」です。
絵馬堂の前の木の紅梅が2~3輪ほころびていました。
この紅梅の木と白梅は本殿の裏側に植わっている雲竜梅が、北野天満宮では最初に咲く
のですが白梅はまだつぼみです。
昨年の梅の開花は1月20日すぎでした。今年は晩秋が長かった」こともあって
開花は早そうです。
終わりの終わり、冬の花の代表の一つ「山茶花」を今まで紹介できてませんので
今回紹介して終わりにします。(撮影場所は北野天満宮です)