旧「体育の日」の今頃は天候が一番安定するはずなのに、今秋は長雨や一足飛びの涼しさ
に見舞われて、早朝散歩では急いで長袖のスポーツシャツをを引っ張り出しています。
前回に引き続き秋の風景写真です。
秋と言えばまず思い浮かべるのが体育祭(大会)です。若い頃体育教師として団体演技
(組体操・マスゲーム等)の指導に声をからして頑張っていた頃のことがつい先日のように
思い出されます。
後年、生徒指導上困難校と言われる学校の管理職になってからは、地域の人たちに生徒・
教職員が一丸になって頑張っている様子を見てもらおうと、心血を注いで取り組んだことも。
さて今回の写真は中学生になった孫の学校の体育祭の様子から。
まず感心したのは集団行動の指導が行き届き、集団から離れた生徒、服装が乱れた生徒
がいないことです。
小学校と違ってスタートの合図は「ピストル」、発煙の様子とその音の大きさに驚く生徒の姿に
ついパチリと。
全員出場の徒競走は本格的なセパレートコース、棄権生徒もほとんどなく、全員が力走。
中学生になると疾走を嫌い棄権する女子生徒が多いのが一般的だがこの学校では3年女子
もこのように歯抜けになるコースはありません。感心しました。
男子の徒競走は迫力があります。その様子をとらえようと試みてパチリ。
体育祭もかっては①個人競技(徒競走・障害物競走)・②団体競技(綱引き・騎馬戦等)・
③団体演技(組体操・マスゲーム等)のバランスを考慮してプログラムを考えたものです。
それが今では京都市の中学校では③団体演技の姿がすっかり影を潜めています。
昔それに心血を注ぎ頑張ったオールド体育教師の私たち夫婦は落胆し寂しがっています。
次にこの時期の風物と言えばやはり「秋の七草」、七草を求めて植物園へ出かけましたので
その報告を。
「秋の野に 咲きたる花を および折り(指折り) かき数えれば 七種(くさ)の花」
万葉集山上憶良の短歌による「秋の七草」です。
残念なことに「ナデシコ」「キキョウ」はすでに開花時期が終わっていました。
「ススキ」「藤袴」女郎花」「萩」は前回にも紹介していましたので七草から離れて秋を感じた
花や風景にカメラを向けて撮られた写真をいくつか紹介して終わります。
人物や虫を一緒に写したもの。
次は花のみの写真、ブルーキャッツアイ、酔芙蓉、アザミ、ホトトギスです。