草花探訪

季節の草花苗づくり

初夏の訪れを知らせる花と小鳥

2014年05月21日 | 花の写真

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さて、早速ですが今週の花「卯の花」です。60年ほど前に覚え歌った小学唱歌に

「卯の花の 匂う垣根に  不如帰 はやもき鳴きて」とあるように、昭和十年代~

二十年代は、私の散歩道(北野~衣笠山麓)に卯の花の生垣が点在してました。

卯の花は旧暦「卯月」に咲くことから「うつつきの花」と呼ばれ別名「空木(うつぎ)」

とも言われてます。野原・空地があったころは身近に咲き親しまれてきました。

でも、今はまったく見かけず、軒先つながる民家の玄関先で咲く鉢植えを一つ見

つけたのが下の写真です。

   

これだけでは物足りないので植物園へ出かけ三種類のうつぎの写真を撮ってきました。

   

   

上左が「ヒメウツギ」その右が「シロバナヤエウツギ」下左が「ショウジョウウツギ」です。

どれも下右のように生垣になるように茂っていました。

次は夏告げる鳥についてですが、ホトトギスがその代表で「夏告鳥」とも表記されてます。

鳴き声も「テッペンハゲタカ」と聞こえるとか親しみを持たれる鳥ですが、都会近くには姿を

見せません。

一方、不如帰とともに昔から初夏の鳥としてツバメが親しまれてきました。緑色の早苗がそよぐ

水田を飛び交う風景、民家の軒先に巣をかけるのが普通の風景でした。

日本では「ツバメが巣をかける家は繁盛する」とも言われているほど身近で親しまれています。

私の散歩コースにも巣を観察できる場所が4か所ありますが、その一つを写してきましたので

紹介します。

   

始めは抱卵してる姿がかすかにとらえられてたのが途中親鳥の姿も見えず心配していました。

しばらく日にちが過ぎて、ある日雛4羽が。

   

親鳥が運んでくる餌を競ってもらう様子が見られ、しばらくすると巣から体を乗り出して待つ様子も。

   

待ってる間に羽を広げたり。親鳥と大きさもほぼにかよってくると巣立もまじかです。最後の

写真は17日(土)朝6時のもので、翌朝訪れた時は巣立った後でした。

最後に蛇足ですがこの時期に必ず出席する集まりの様子を2枚。

   

昭和27年3月衣笠中学校を卒業したクラス会の写真です。喜寿の祝いを兼ねての集まりです。

還暦の年から毎年一回集まってますが、46人のクラスも一人欠け二人かけと、10人が他界。

もう一枚は中学校退職校長会の総会・懇親会の時のものです。

   

会員総数約400人のうち今回出席者70人、私は年齢順で行くと17番目と高齢の方。

門川市長様もわざわざスピーチを。