7日は二十四節季の「白露」でした。野の草に宿る露に秋を感じるころ、暦の上では早くも仲秋
ですが、私の体感ではようやく夏が過ぎゆく季節になったなと、空気の流れで知り始めました。。
さて、8月末の地方紙(京都新聞)に「スヅムシバナ可憐な紫秋色ほのか」との見出しと写真を
見つけ府立植物園へ初秋の花を探しに出かけました。
私の早朝ウオーキングコースでは、彼岸を知らせるようにきちんとみはからって咲く彼岸花が、
今年は8月末に咲き始め、いつもは彼岸花より一足早く咲く萩とススキがまだ咲いていません。
そのようなわけで、スズムシバナに誘われて萩・ススキも合わせて求め出かけた次第です。
この花は近畿以西の山地に自生するが、府内ではほとんど見られなくなり、府の絶滅
危惧種に指定されています。花は直径2~3センチで朝に咲き、午後には落下するとの
ことで、訪れた11時ごろには花の勢いが陰っているようでした。
新聞報道で知った愛好家も多く来られていて、草陰にひっそり咲く様子をベストポジション
で写すことができませんでした。
もう一つの狙い、秋の七草の一つ「薄」「萩」は咲き始めたところでした。
このほか、女郎花も藤袴も咲いていましたので秋の七草すべてを写して一緒に投稿
しようと思ったのですが、確か8月には花を咲かせていた「ナデシコ」「キキョウ」が見つ
からず、「秋の七草」としてすべて紹介するのは日を改めてとします。