「紅葉」と漢字で書いて「コウヨウ」とも「モミジ」とも読みます。
「コウヨウ」と読む場合は秋に野山の落葉樹が冬に備えて落葉する前に、紅・黄・橙色に
葉の色がかわった状態を表します。身近な桜・欅・椋・銀杏の木は10月下旬ごろから色付
きはじめ今は落葉の真っ最中です。
一方「モミジ」と読むのは、ひときわ赤色が際立つ楓の仲間の総称、さらに狭い意味で、
赤ん坊の手のひらのような葉に五本の切れ込みがあるイロハモミジをさしてます。
その「モミジ」が今、「見ごろだ」と新聞等の「紅葉情報」に誘われて、日課の散歩コース
から少し足を延ばして、天候を見定めて19日(月)に竜安寺・金閣寺に出かけました。
まずは竜安寺のもみじです。
山門の約200m南に位置する石柱と門です。
庫裡に向かう石段あたりの紅葉はまだ色付始めたところ。
石庭の南側の紅葉もまだこのような状態です。見頃は今週末あたりでしょう。
しかし鏡容池の周辺はこのように色鮮やかに紅葉していました。
次に金閣寺ですが竜安寺から東へわずか1キロメートルほどしか離れていないのに
ここは見ごろで、人出も半端でなくシャッターポイントでゆっくり立ち止まって写す
ことが困難なほどでした。
バス停のすぐ前の黒門を入って唐門までの数百メートルの参道を挟んで、両側は
紅葉の木で囲われてここを通るだけで満喫できました。途中に鐘楼がありましたので
写しておきました。
お目当ての金閣、上の2枚は池を挟んでの金閣寺、3枚目は背後から写したものです。