このところクラフトテープの籠をせっせと編んでいます。
竹で編むための練習で、時間がたつのも忘れるほど、
楽しく編んでいます。
竹細工ではその前の材料作りに長い時間がかかります。
編むのは最後のごほうびみたいなものです。
だから編んでみて構想が外れたときは、痛手が大きいのです。
写真はくす玉を二枚重ねで編んだ、というより
一つ編んで、違う色でなぞった形です。
裏と表が見えるので、平安朝の合わせの色目をつかえますね。
これは表が淡い青、裏が黄色なので、苗色になります。
逆だと枯野になるから、そっちの方がよかったかな。
私としては青竹と名づけたいところです。
緑の竹を割った時の色ですね。
これは木工轆轤をやる友人の、バナナ掛けにくす玉をつるしたもの。
バナナを掛けてもつまらないけど、くす玉だと素敵でしょ?
友人とのコラボで、竹で編んだ灯りをぶら下げられないかと思っています。
木をもう少し大きくしてね。
籠を木の枝につるして、籠の中に五果(柑、橘、栗、柿、梨)を入れたものは、
儀式の上で籠物、と言って帝に奉げたり、帝から下されるものだったようです。
それにイメージが似ていますね。
籠物自体不思議な風習ですね。
自然の実りを神に感謝して、奉げるのでしょうが、
籠と木の枝の取り合わせが不思議です。
松と竹?
これは鉄線編みの手さげ。
濃い朽葉色、香色、黄色、淡い萌黄、白で、秋の雰囲気ですね。
実は手元にある色を集めただけなんですが。
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