竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

森町で真竹を伐る

2017-11-18 15:41:50 | 竹工芸

15日から掛川に来ています。
昨日の17日は森町の山で真竹を伐りました。
私家の近所では真竹はイノシシに筍を食われて全滅、
淡竹(はちく)には花が咲いて枯れて来ています。
静岡県全体で淡竹に花が咲きだしています。

森町に住んでいる知人に真竹がある場所を知らないか尋ねたところ、
森町で陶芸をやっている暁雲窯の鈴木景山氏のそばに真竹があると教えられました。

知人と一緒に景山氏を訪ね、氏の案内で竹藪に行ってみた。
車道のすぐ脇の山で、車道から脚立をたててすぐ登ることが出来ました。

登っていくとあるある、七寸ほどの太い真竹が何本も生えています。
とりあえず4.5本伐ってみると、二間ほどの長ささで2本とれます。
真竹は節と節の間が長いので、使える部分が多いのです。



3時頃までに10本伐ったので、今年は十分。
竹を道までおろして車に積むまでに2時間近くかかりました。

鈴木さんも自分の使う竹を一本伐っていたので、
一緒に運ぼうと思っていたら、軽トラで来て自分で積んでいきました。
ついでに私の竹の残りも山から下までおろしてくれたので、
とても助かりました。

竹代は山の持ち主はいらないと言ったそうですが、
私は商売に使うので5千円置いてきました。
小平にも竹材店がああり、そこで聞くと7寸前後で一本4000円ほどするので、
そこで買うよりは相当安いのです。
でも重い竹を伐ったり下におろしたりするのは重労働で、
この歳になるとこたえます。



車もこたえるようで、急ブレーキをかけたりすると荷が動くので、
ゆっくりしとやかに走って家に戻りました。

疲れましたが人の親切に触れて、とても気持ちのいい一日でした、
森町の知人や暁雲窯の鈴木景山さんには感謝です。