対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

最強将棋オタク

2006-12-19 23:55:12 | 雑談
19!さんのブログオセロオタクの話が掲載されていた。
その結びに
「囲碁将棋におけるは強力なオタクは、皆プロ棋士になる」
ということが書かれていた。
それが真実かどうかは、ここでは触れない。

が、仮にプロ制度がなかったとしても、将棋の羽生善治プロは「最強オタク」になっただろうというのは、想像に難くない。
それは「将棋を指すこと」を「職業」としてしまった彼が見つけた、新たな「趣味」、チェスへの「のめり込み」方をみれば、一目瞭然である。

何と羽生プロは今年4回も海外遠征をして、チェスの大会に出場していたというのである。
今月号(1月号)の「NHK将棋講座」、「棋界ほっとニュース」よりの話。
同じくチェスを趣味とする、森内名人や佐藤棋聖もこれには呆れたそうだ。

かといって本業の将棋が疎かになったとか、暇になったということではない。
今年の羽生プロの主な棋戦を振り返れば、

王将戦…4勝3敗で防衛。(2日制)
棋王戦…1勝3敗で防衛失敗。
名人戦…挑戦者決定プレーオフで敗れる。
朝日オープン戦…3勝1敗で防衛
棋聖戦…挑戦者決定戦で敗れる。
王位戦…4勝2敗で防衛。(2日制)
王座戦…3連勝で防衛
竜王戦…予選1組で敗退。

という具合で、3冠に維持している。
その他、NHK杯や銀河戦、JT杯もあるし、棋王戦は敗者復活戦決勝まで進んだ(先日、佐藤棋聖に敗退)。
防衛戦が多いのと王将戦リーグがないため、佐藤棋聖(山下棋聖と似た状況)などの対局数には及ばないだろうが、驚異的な対局数と勝率だ。

その中での海外遠征とは!!
国内じゃないよ?!
ドバイオープンやらなんやらに参加とは、ディープインパクトも真っ青。
馬並みである(汗)。
旅行も兼ねて、部分的にはリフレッシュにもなるのでしょうが。
これを最強オタクと言わずして、何と言おう!

ちなみに羽生プロの、チェスにおける国際レーティングは2398だそうである。
これが2400になるとInternational Masterと呼ばれるクラスだとか。
「国際師範」ですか。
最高位のGrand Masterは2550だそうである。
その2点、152点アップというのが、どれくらいの難度なのか全然わからないが、現在の羽生プロは囲碁で言えばnipparatさんクラスかそれ以上?

もう恐れ入るとしか言いようがない。