対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

わたしの持碁?

2006-12-14 21:55:18 | 雑談
新聞のTV欄を見ていたら、こんな映画があった。

「ありがとう、わたしのジゴ」

碁キチの頭の中ではこう変換される。

「有り難う、私の持碁」

気になったのでググッってみると、当然ながら囲碁とは関係なさそう。
珍しいけれど登場人物の名前らしい。
TVガイドではジゴでなく「ジゴロ」(滝汗)になっていたようだが、これだと随分ニュアンスが違ってくる。
哀川翔とか竹内力とかが出てきそうだ(笑。違?)。

持碁が大きかった勝負といえば、第1期旧名人戦でのリーグ最終局、坂田栄男vs呉清源がそれに当たるか?
この勝負は最後の最後で呉が持碁に持ち込み、規定上「勝ち」とされた。
だが「持碁勝ちは通常の勝ちに劣る」というもう一つの規定で、同勝数の藤沢秀行が第1期名人に輝いたといういわくが生じる。
これが呉か坂田のどちらが「通常の勝ち」を納めるという形ならば、その勝者と藤沢とのプレーオフだった。

この時呉清源は、ため息混じりに皮肉を込めて、こう呟いたらしい。
「ありがとう、わたしの持碁」(嘘)。