自遊日記

定年後の備忘録

上海・蘇州の旅⑨ 豫園(龍壁)

2007-02-03 18:31:21 | 上海・蘇州・北京の旅
江南随一の名園といわれている豫園(よえん)を見学した。
豫園は、上海の街の中心部にある。

明の時代、1559年に四川省の役人が造園に着手、
18年の歳月をかけて完成したそうだ。
広い園内には、素晴らしい楼閣や銘石がいっぱい。




豫園の中の、一番の人気スポット、龍壁のある場所にやってきた。
龍の顔がちょっと見える。








壁の上を波打つ、見事な龍。躍動感溢れる造りだ。

私邸として造られた豫園では、本来皇帝の象徴である
龍は使えない。
しかし、龍の爪の数を本来の5本でなく4本にして
言い逃れたそうだ。





2頭の龍が、にらみあっている門をくぐる。





龍の門をくぐると、広い池に出た。
鯉が餌を求めて集まってくる。












池に映る楼閣や廊下は、なかなか風情がある。
日本の庭園とは一味ちがう風情だ。