自遊日記

定年後の備忘録

上海・蘇州の旅(21) 寒山寺境内 

2007-02-14 09:20:47 | 上海・蘇州・北京の旅

入り口にでっかいローソクが・・・。
天下に聞こえた古刹、寒山寺と書いてあるようだ。



      
      こちらは、本物のローソク。
      日本と違ってローソクも太く長い。





日本のおみくじの様なものが、木に結ばれている。
因みに、この木も白足袋を履いている。











境内の光景、いろいろ。
名僧、寒山・拾得もここで修業したと思うと、感慨無量。

孫悟空が突然現われても、おかしくない・・・
如何にも中国的な雰囲気のお寺だった。

上海・蘇州の旅⑳ 寒山寺の鐘

2007-02-14 09:02:53 | 上海・蘇州・北京の旅
蘇州の古刹、寒山寺を訪れた。
寺名は、唐代の名僧、寒山がこのお寺に住んでいた事に由来する。





寒山寺の銘版。

写真左の、木の下部が白いのは、防虫のためらしい。
中国ではあちこちで、見かける光景。





寺の中央部にある、鐘楼。
除夜の鐘を聴くため、年末には日本人観光客が殺到するそうだ。





この鐘楼の2階に上がると、こんな鐘があった。

ガイドさんの話では、
1回つくと福がくる。
2回つくと財がくる。
3回つくと官(役職)がくる。
4回つくと全てゼロに戻る。  

私も家内も夫々3回ついて、そこでキッチリ止めた。
今さら官はいらないが、福と財は大歓迎。




       
    寒山寺は、唐代の詩人、張継の七言絶句
    「楓橋夜泊」にも登場する。

      月落ち、鳥啼いて霜、天に満つ
      江風漁火、愁眠に対す
      姑蘇城外の、寒山寺
      夜半の鐘声、客船に至る

    張継も聴いた寒山寺の鐘をつけて、満足。