「藤の間」にやってきました。
ここは、主に宴会場として使われて場所のようです。
壁面には、日本の四季の花をあしらった、巨大なつづれ織りで装飾されています。
「藤の間」というだけあって、藤の花が目立っていますね。
つづれ織りの右はしには、見事な桜が描かれています。
やはり、桜は別格扱いですね。
舞台扉には、「きりかね」という伝統技法を使った
繊細な紋様が描かれていました。
金箔やプラチナ箔を貼りつけて、この紋様を描いているようですが
細かい仕事ですね。
天井は、和紙と指物を使った「光天井」です。
行事にあわせて、天井の高さも変えられるそうです。
「藤の間」だけあって、カーペットにも藤の花がデザインされています。
晩餐会等で使われる食器も展示されていました。
ナプキンには桐のマークが入っています。
お隣の「京都御所」では、菊の御紋がイッパイですが
ここ「迎賓館」では桐の御紋ばかりです。
「藤の間」から見た中庭です。
中庭にあるこの石は、橋桁の一部だそうです。
秀吉の時代のものだそうです。
生花も気品に溢れて見えます。
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