自遊日記

定年後の備忘録

京都御所・特別公開(儀装馬車他)

2009-05-06 22:24:59 | 京都 街歩き
    先日京都御所の特別公開を見てきました。
  今年は、天皇皇后両陛下ご結婚満50年になります。

そのため、今年は公開範囲も拡大され、ご結婚に因んだ展示もあり
         見所いっぱいでした。







  我々参観者は、御所の西側にある、この宜秋門から入ります。

 この門は、宮・摂家や公卿が参内する時に使われた門だそうです。
   5月15日の葵祭りの時は、この門から行列が出ます。



  




  写真は、鶴の間です。参内した人たちの控え室の一つで、諸侯、所司代
  などが、この部屋を使ったようです。

  公卿は、もうワンランク上の、虎の間に通されたそうです。









    新御車寄には、両陛下ご結婚の際に使われた「儀装馬車」が
    展示されていました。

    昭和3年、宮内省主馬寮工場にて製造されたものだそうです。








                  前方からの図です。









     新御車寄は、天皇皇后両陛下が使われる玄関だそうです。
     あちらこちらに、菊の御紋が見られます。









        こちらは、御所の正門にあたる建礼門です。
           桧皮葺き切妻屋根の四脚門です。

  天皇が臨幸される時や、国賓が来訪される時は、この門が使われるそうです。







         建礼門には精緻な彫刻も施されています。







         承明門越しに、紫宸殿を見た図です。
         大勢の参観者が紫宸殿に見とれています。

         我々もこれから紫宸殿に向かいます。







    こちらは、切妻の前後に唐破風の屋根をいただく建春門です。
         皇后がお使いになる門だそうです。