御香宮神社の名の由来となった清泉が、本殿脇に湧いています。
環境庁の「名水百選」にも認定されています。
私も試してみましたが、まろやかなクセの無い味でした。
徳川頼宣、頼房、義直の各公はこの水を産湯として使われたそうです。
御香宮神社を出て、大手筋を歩いていると人だかりの場所がありました。
みんなが見つめている先を見ると、今まさにからくり人形が動こうとしています。
さすが酒どころの伏見・・・。
黄桜をはじめ銘酒がズラリと並んでいます。
音楽にあわせ、ぐるりと反転するだけの、単純な仕掛けですが皆さん
熱心に見ています。
伏見城や新撰組が出てきて、あっと言う間に終了しました。
伏見はかって「伏水」とも記されたほどに、良質の地下水が豊富に湧き出た地。
伏見で、酒造業が発展したのもうなずけます。
因みに、伏見の水は、鉄分を含まずカリウム、カルシュウムをほどよく含んだ
中硬水で、酒造りに最適の水だそうです。
灘の男酒、伏見の女酒と言われるように、伏見のお酒はまろやかで口あたり
が良いのが特徴だそうです。