自遊日記

定年後の備忘録

御香宮神社・御香水

2009-05-03 15:56:30 | 京都 街歩き
     
    御香宮神社の名の由来となった清泉が、本殿脇に湧いています。
    環境庁の「名水百選」にも認定されています。

    私も試してみましたが、まろやかなクセの無い味でした。

    徳川頼宣、頼房、義直の各公はこの水を産湯として使われたそうです。






御香宮神社を出て、大手筋を歩いていると人だかりの場所がありました。
みんなが見つめている先を見ると、今まさにからくり人形が動こうとしています。
        
           さすが酒どころの伏見・・・。
         黄桜をはじめ銘酒がズラリと並んでいます。






     

音楽にあわせ、ぐるりと反転するだけの、単純な仕掛けですが皆さん
熱心に見ています。







   伏見城や新撰組が出てきて、あっと言う間に終了しました。

伏見はかって「伏水」とも記されたほどに、良質の地下水が豊富に湧き出た地。
伏見で、酒造業が発展したのもうなずけます。

因みに、伏見の水は、鉄分を含まずカリウム、カルシュウムをほどよく含んだ
中硬水で、酒造りに最適の水だそうです。
灘の男酒、伏見の女酒と言われるように、伏見のお酒はまろやかで口あたり
が良いのが特徴だそうです。