MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「恐竜グワンジ」

2007-02-11 02:04:53 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
「原子怪獣現る」同様これも怪獣映画の古典的な作品で、太古の恐竜グワンジを見世物として世界巡業しようとするがグワンジが暴れ出し街中がパニックに・・・「キングコング」の恐竜版のようなストーリーだが、この作品も初めて今回見るんだが噂どうり怪獣映画の最高峰といっていいですね。

禁断の谷に足を踏み入れるとそこは太古の恐竜たちが生息するまさしくリアルジュラシックパーク!(怪獣映画ファンにとってはパラダイスのような場所)
この場面での特撮は今見ても素晴らしいものがあり、特に投げ縄を使ってグワンジを生け捕りにしようとする場面はまさに名シーンですね。
レイハリーハウゼンのストップモーションアニメの真髄を味わえる見事な特撮です。

またグワンジとトリケラトプスとの戦いや街中での象との戦い、クライマックスの教会の中で暴れるグワンジなど、後にダイナラマと呼ばれるレイハリーハウゼンの特撮はある意味昨今のCGやVFX以上に感動と驚きを覚えます。

またジェームス・フランシスカスがプテラノドンに馬乗りになって首をへし折る場面も印象的。



★★★★★


「原子怪獣現る」

2007-02-11 01:46:58 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
またしてもモンスタームービーを借りてしまいました
「ゴジラ」の原点になった怪獣映画の古典ですが、今回は初めての鑑賞でしたが、いやいや面白いですね~
設定はたしかに後に生み出される「ゴジラ」そっくりだけど、レイ・ハリーハウゼンの特撮による怪獣がいいです。
灯台を襲うシーンのシルエットやニューヨークの街を破壊していくシーンの迫力など50年以上前の作品ながらも、その精密製や完成度には驚かされる!
最近のTVムービーのモンスター映画より数倍面白いと思いますね~

マカロニウェスタンでお馴染みのリー・ヴァン・クリーフが何気に出ております・・・



★★★★

「黒い蠍」

2007-02-09 01:47:58 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
またもモンスターパニック映画を借りてしまったよ~
モンスター映画全盛の1950年代のモノクロの古い映画だけど、CGにない独特の味わいがいいんですよね~

火山の調査の為にやってきた地質学者の前に現れる巨大サソリ!
こいつがグロテスクなのか、愛嬌があるのか実に微妙な顔立ちでいいんですよ。
タラタラと粘液を垂らしながら人間を巨大なハサミで捕らえて尻尾の毒針で一突き!
リアルなCGよりこういうカクカクとした動きのモデルアニメーションは個人的には好きです。

巨大洞窟に降り立った主人公らを待ち受ける巨大サソリの大群に巨大クモ、巨大シャクトリ虫・・・まさに巨大生物ファンにはパラダイスのようなこの洞窟の場面は大きな見せ場!
後半の巨大サソリが電車を破壊し、空を飛ぶ飛行機をハサミでつかんで叩き落すという暴れっぷりも爽快なB級怪獣映画の佳作です



★★★

「ルー・テーズ対力道山 世界選手権争奪戦」

2007-02-09 01:29:10 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
これは珍しいプロレスの試合の記録映画で、当時は劇場公開されてた見たいですね
後楽園球場での力道山対ルー・テーズの選手権試合、伝説の61分3本勝負ですが、来日したテーズを羽田空港の出迎える力道山の姿とオープンカーによる都内のパレード(こんなんしてたんやね)の模様に記者会見、そして試合前の両雄の姿などサラッとドキュメンタリー・・・というよりニュース映像的に見せて、映画の大半はその試合に費やされます。

力道山の試合の映像と言えば空手チョップで派手に外人レスラーをなぎ倒していく姿が多く見受けられますが、なんとこの試合は大方ノーカットに比較的近い感じで、しかも寝技の攻防が中心という力道山の試合映像にしては異色かも?

素早い動きで腕や足を取り、目まぐるしく攻守入れ替わる実にクラシカルなレスリングスタイルの攻防についつい唸ってしまったよ。
こんな{静}の力道山の映像はあまり私は見たこともなく、やはり相手がテーズだとこんな試合になるんやね。

バックドロップ封じの河津掛けもしっかり出てくるし、静かなグランドの攻防だけでなく力道山の至近距離からの袈裟切りチョップや伝説のテーズのバックドロップなど見せ場もあり、やはりこの試合は語り継がれるだけの名勝負やね~と思ってしまったよ。
(今のプロレスにはこういう重厚さが欠けてるよな~)

また実況アナ(多分この映画用で後に入れたんだろうけど)の言葉も時代を感じさせ(「そうも行きますまい・・・」とかね)貴重な映画ですね。
時間切れ寸前に逃げ切り防衛を狙い、ノラリクラリ戦法のテーズと時間内に倒すべく焦りながら大猛攻する力道山・・・「積極と消極、両選手の著しい戦闘の対象的なものがあります」というアナの実況が何か印象的で、タイトルマッチのフルタイム戦の雰囲気が感じ取られた
これいいもん見せてもらったな~



★★★★★

No.012 「マリー・アントワネット」 (2006年 米 123分 ビスタ)

2007-02-09 00:51:31 | 2007年劇場鑑賞
監督 ソフィア・コッポラ
出演 キルステン・ダンスト
    ジェイソン・シュワルツマン
    アーシア・アルジェント


午後4時頃と言えば大体学生らが駅ターミナル付近に溢れ返る時間帯ですね~
大阪は天王寺駅周辺にあるシネコン、アポロシネマ8の待合ロビーも学生たちがこの時間は目立ちます。
「高校生3人で千円」の影響かしてグループで見に来てるのが多いですね。
何を見に来てるのかな~?と余計な詮索をしてると「Dear Friends ディア フレンズ」に集中してそうな感じ・・・世代的にはあちらに興味あるのかな・・・で、私の見に来た「マリー・アントワネット」は年齢層はもう少し高い目でしたね。

久々の時代モノのコスチューム劇の観賞。
何度も舞台や映画になったマリー・アントワネットの物語をあの「スパイダーマン」のヒロインと言うにはやや微妙なキルステン・ダンストが演じるって事で、さていかが・・・?

(あらすじ)

14歳のオーストリア皇女(キルステン・ダンスト)は、母マリア・テレジア(マリアンヌ・フェイスフル)の命令でフランス王太子(ジェイソン・シュワルツマン)に嫁ぐことになる。期待を胸に馬車に乗り込んだ彼女だったが、国境では衣装から下着までをフランス製のものに変えさせられ、愛犬まで取り上げられてしまう。

前半は嫁いだマリー・アントワネットの宮殿内での滑稽なほど退屈な日々が淡々と描かれていて少し見てる私は雰囲気的に辛いものがあったんですが、中盤からそれまで抑えていたマリー・アントワネットが一気に弾け出して、連日夜会で遊びまくり、ギャンブルに講じるあたりから映画の雰囲気がガラッと変わります。
音楽も前半のクラシカルな曲から、一気にポップな曲に変わりこの辺は今までのマリー・アントワネット物の作品とは一線を画す部分で、さすがソフィア・コッポラの非凡さが伺えます。

演じるキルステン嬢も心なしいつもより少し痩せたかな?て感じがしていい雰囲気で演じてたと思いますね。
「スパイダーマン」でも濡れたシャツに胸ポッチを見せてたけど今回も白い肌もあらわにして透けた寝間着からチラッと胸を見せてくれる・・・チラッと見せるの好きやね~

マリー・アントワネットがジェイミー・ドーナン扮するフェルゼン伯爵と不倫関係の持つくだりは宝塚の「ベルサイユのばら」では大きく描かれてたけどこの作品ではあくまでサラッと流している(ジェイミー・ドーナンが出てきた時は「おっ、鳳蘭やな・・・」(古っ!)と思ってしまったで)

マリー・アントワネットは最後は処刑される運命だけど、この作品はそこまでは踏み込まず、陥落した宮殿内のワンカットをインサートする事でマリーの運命を表現するのは女性監督らしいな~と思った。

そうそう鑑賞前にこの作品に出演してる、この映画の雰囲気には不似合いな女優の名前を見つけたんですが・・・それがアーシア・アルジェント!
あの鮮血の魔術師ダリオ・アルジェント監督の愛娘(不良娘!?)ですが「こんな時代物のコスチューム劇にはミス・キャストやろ・・・」と思ってたら、見事にお下品なビッチ振りを演じてくれて「さすが~!」と密かに手を叩いておったのは私だけやね・・・



★★★ 2007.2.8(木) アポロシネマ8 スクリーン3 16:00 I-3

「ミル・マスカラス/ビバ! ルチャシネマ×2」

2007-02-08 01:29:02 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
名曲「スカイハイ」のテーマに乗って颯爽と登場し、華麗な空中殺法で70年代に日本のプロレス界を席巻し、(今では当たり前になったテーマ曲に乗って入場するという事を定着させた功績は大きい)一大ブームを巻き起こしたミルマスカラス主演のカルトムービー!
まさかマスカラスの映画がDVDで見れるとは・・・絶句に近いほどの感動ですね。
しかも2本収録という大サービス!


「ミル・マスカラス/幻の美女とチャンピオン」

オープニングからマスカラス、ブルーデモンらルチャドールらがバイクにまたがってマスクとリングコスチュームのまま疾走するというヒーローというより危ない暴走族・・・て感じで登場!
たる~い音楽に乗ってミスコンの美女たちを誘拐した悪の組織を相手に大活躍する!実に映画としては低レベルだが、マスカラスら人気者が銀幕で大暴れするだけで当時のメキシコの子供たちは熱狂したんでしょうね。
カーチェイスありスカイダイビング(?)での格闘もあり、プロレスシーンも当然あり内容云々より娯楽としての要素が全面に出た感じ・・・ただ色んな意味で笑える怪作


「荒野のルチャ・ライダース/地底王国を撃破せよ」

またしてもオープニングからマスカラス、ブルーデモンらルチャドールらがバイクにまたがってマスクとリングコスチュームのまま疾走するというヒーローというよりほとんどバカ・・・て感じで登場

宝石王誘拐の急報を受けた正義の戦士達が緊急出動!いつの間にか女性秘書のようなのが居てヒーローたちに指令を伝える
行き成りマスカラスがボートチェイスでの大アクションを展開(勿論コスチューム姿!)と言っても同じところをグルグル回ってるだけのようなゆるいスタントですが・・・
ブルーデーモンは美女の操縦するヘリコプターでスクランブル発進!試合場まではメンバー揃ってバイクで駆けつける。
陸、海、空と所狭しと大暴れな一篇ですね。

今回の敵は地底大国の女王率いる悪の組織!ネズミ人間の大群との壮絶な死闘が展開されるが無駄にシーンが長いのが辛いな~ しかも格闘の演出が単調なのでアクビが出ます。
開き直ってブレーンバスターとかバックドロップなどのプロレス技を出してもいいん違うかな?さりげなくフライングクロスチョップを出す程度では寂しいね。
一番よかったのがプロレスの試合のシーンでのもね・・・(試合中に緊急指令が来て試合そっちのけでリングから立ち去っていく・・・)でもこの試合シーンはそれぞれの持ち味が出て一番良かったな

マスカラス主演と言うよりリーダーはブルーデーモンなので、W主演といった感じですね。

2作とも今見ればホントZ級のバカ映画って感じですが、当時はウケたんでしょうな~



★★



No.011 「沈黙の奪還」 (2006年 米 95分 ビスタ)

2007-02-07 01:20:57 | 2007年劇場鑑賞
監督 ミヒャエル・ケウシュ
出演 スティーヴン・セガール
    エヴァ・ポープ
    イメルダ・スタウントン



早くもスティーヴン・セガールの主演の最新作が2007年初頭に見れるとは!
それも今回は「沈黙シリーズ」15周年記念作品というサブタイトルが付いた記念すべき作品。
まぁ~正式にはシリーズと言っても「沈黙の戦艦」から始まったこのシリーズは12作あるが実際の続編はその中の「暴走特急」のみで、後は配給会社がセガール主演作をかってに邦題でシリーズにしただけなんですがね~
でもセガール=「沈黙」言うイメージが出来たのも事実で、ひとつのブランドとして日本の映画ファンの間ではセガール人気と同時に定着しましたね。

当初はロードショー的な公開だったけどここ数年は単館系の劇場での公開となり、ますまうB級感が強まったけど、ドルフ・ラングレンやジャン・クロード・バンダムらの劇場公開作が減ったことを思えば、劇場公開されてる内はまだまだこの人の人気は根強いって事ですね。

ここ数年大阪ではセガールの作品は天六シネ5ビルで公開されるが、今回も当然ここでの上映・・・しかしこの劇場に向かう途中に履物が片足壊れて片足が裸足になってしまうアクシデントに見舞われてしまった。
何とかケンケンで映画館にたどり着いたが・・・ここではホント色んなことあるね

(あらすじ)

元CIA特別捜査官で企業家として成功を収めているジャック・フォスター(スティーヴン・セガール)は、娘のアマンダと亡き妻の祖国ルーマニアを訪れた。しかし、アマンダは何者かに空港で誘拐されてしまい、ジャックが乗るはずだったリムジンも爆破。ジャックは元同僚ハリーとアマンダを連れ去ったタクシーを追うが……。

最近は格闘アクションがメッキリ減った感じのセガールですが、今回はいつもと比べると武道的な雰囲気が感じられて、ややましの感じですが肝心なとこはやはりガンアクションになってしまうのは個人的には残念。
オープニングの道場の場面での気功術を使う場面が出てきて今回は期待したけどね~ま、ラストでこれが生かされるけど・・・

ストーリー的には今回はいろいろと込み入った展開だが、イマイチ整理されてないような感じで相変わらずの支離滅裂振りはいつもの通り。
ま、筋はいつもあんまり期待してないけどね・・・



★★ 2007.2.3(土) 天六ユウラク座 22:30 中央通路前




No.010 「デート・ウィズ・ドリュー 」 (2004年 米 90分 ビスタ)

2007-02-05 01:13:46 | 2007年劇場鑑賞
監督 ブライアン・ハーズリンガー 、ジョン・ガン 、ブレット・ウィン
出演 ブライアン・ハーズリンガー
    ドリュー・バリモア
    エリック・ロバーツ



映画の日の2本目はこれまた今年は流行気味のドキュメンタリー作品です。
TOHOシネマズなんばの21時40分の回という平日にしては遅い目のレイトショーで、映画の日とはいえ、あまり話題にもなってないこの作品でしかも平日のこの時間なら下手したら我々だけかも?と思ってたら意外と観客が多いのは正直ビックリ!(多いといっても満員ではないけど・・・)
「皆、意外とこの映画の存在知ってるんやね~」と感心してしまいました。
私もつい最近までこの映画がドキュメンタリーとは知らなかったもんで・・・

(あらすじ)

お金も仕事も恋人もないブライアンは、ゲーム番組で賞金1100ドルを獲得。最後のゲームの答えが“ドリュー・バリモア”だったことから勝手に運命を感じた彼は、憧れのドリュー・バリモアとのデートし、その様子をドキュメントフィルムに収めようと決意する。資金1100ドル、期間30日の中で、彼は夢を実現できるのだろうか……。

ドリュー・バリモアといえば「ET」や「炎の少女チャーリー」などで天才子役の名を欲しいままにしたが、若くして道を踏み外しどん底の青春時代を送り、やがて「ウェディング・シンガー」「25年目のキス」そして「チャーリーズエンジェル」で見事復活を遂げた・・・て言うのが私なりの見識ですが、この主人公はドリュー・バリモアが好きで好きで堪らない熱狂的なファン。
ファンクラブの入会の封筒を今だ大事に持っていたりするほどのドリューおたくだが、そんな彼が限られた資金と時間でドリュー・バリモアとデートするまでを追った一風変わったドキュメンタリー。

ツテを頼って少しでもドリュー・バリモアの身辺に近づこうとする涙ぐましい努力は一般人にしては途中トントン拍子に行くように思えたりする部分はあるけど、あらゆる僅かなツテを辿っていく姿は彼のファンとしての執念を感じたりする。

途中エリック・ロバーツやコリー・フェルドマン(今、何してはんねやろ?)らが彼に強力する為にチラッと出てくるけど・・・あまり役立ってないな・・・

偽造IDを作って「チャーリーズエンジェル2」のプレミアパーティに潜入するくだりはちょっとやり過ぎ?と思ったりするけど、エンドロール後に「この行為は絶対真似しないように・・・」と出ていたな~ たしかにそこまでして潜入する方も何だけど、簡単に入れてしまうガードやセキュリティの甘さが目につきましたね~

映画というよりバラエティ番組の企画のような映画だったけど、クライマックス(?)で見せる緊張した表情や実に楽しそうな振る舞いは見ていて微笑ましかったね。
「良かったね・・・」と見てる方も顔を緩めてしまいそうで、いつしか彼の企画に参加してるかの様な90分間です。
終了後一部の観客から拍手が起こっておりました・・・



★★★ 2006.2.1(木) TOHOシネマズなんば スクリーン3 21:40 E-14

No.009 「jackass number two」 (2006年 米 92分 ビスタ)

2007-02-03 01:14:28 | 2007年劇場鑑賞
監督 ジェフ・トレメイン
出演 ジョニー・ノックスヴィル
    スティーヴォー
    バム・マージェラ



久々にファン感謝デーである「映画の日」と休みが合った・・・なかなかうまく合わないんですよね。
こう言う時は梅田あたりに繰り出して滅多に行かないミニシアター系でも行ったろかい!と思ったりもするけどせっかくならハシゴの出来そうな劇場を・・・と思って結局いつも通り難波付近の映画館に行くことにしました。

今日はリニューアルしてから初めていく{シネマート心斎橋}という劇場。
元々ミナミ地区では数少ないミニシアターで{パラダイスシネマ}という劇場だったが数年前に閉館し、松竹系の作品を上映する{パラダイススクェア}として復活。
しかしそれでも昨年閉館し、新たにアジア映画を中心とした作品を上映する{シネマート心斎橋}として三度オープンして現在に至ります。

そのオシャレな劇場に不似合いな映画が上映されてます・・・それが「jackass number two」 

MTVのお下劣番組の映画版のパート2で、ひたすら馬鹿な奴らが意味無く馬鹿なことをする映画というよりドキュメント?いやいやお下劣バラエティショームービーと言うか・・・とにかくバカな映像なんです・・・そこが面白いんですがね

砂煙の向こうから猛牛の大群に追いかけられてるメンバーたち、やがて猛牛に踏みつけられ、跳ね飛ばされていくジャッカスの面々・・・バックに流れる「続・夕陽のガンマン」の曲がまた妙にマッチしてる!このオープニングシーンは何か好きですね。

良識あるかたなら目をクジラのようにしてご立腹しそうなネタのテンコモリで、馬のザーメン一気呑みや、大きな釣り針を口に突き刺し人間ルアーと化して鮫のいる海に飛び込んで見たり、肛門からビールを飲んだり・・・とまったく意味の無いお馬鹿&お下劣ネタの連続に前の席の女子大生風の2人組は爆笑の渦! 実にわかり易いのでハマルと面白いですね。

また玄関のドアの前でブザーを押すと仕込まれたエアバックが飛び出してビックリさす小学生レベルのドッキリネタやメンバーの一人を車の荷台に閉じ込めてそこにキングコブラを放したりするイジメネタなどもお約束的に出てきます。

更には4人で交差したシーソーで猛牛の突進を交わしたり、ジェットエンジンを付けた自転車で池へダイブなどのスタントネタなどなど・・・そしてその過激な映像群にゲロとウンコがスクリーンを彩る?!

特に自らの眼球にヒルを噛ませて血を吸わせるスティーヴォーの無鉄砲さには(ま、全員無鉄砲だけど)呆れると同時に感心してしまうかも?
しかしよく見ればメンバーの体はどこもかしこも生傷だらけ・・・身体を張ってバカに取り組んでるのが伝わって来て、いつしか感動させられる。

ま、とにかくハマルかドン引きするか・・・どちらかでしょうね(私はハマリそう・・・Tシャツももう少し安ければ買いそうだった)



★★★★ 2006.2.1(木) シネマート心斎橋 スクリーン2 16:30 最後列

「2番目のキス」

2007-02-01 00:23:03 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)
ドリュー・バリモアとジミー・ファロン主演のラブコメ
仕事に追われて気が付けば三十路を向かえた独身女性とレッドソックスフェチの男性教師が織り成すドタバタの恋愛劇はアメリカ映画では大体良くあるパターンだけど、ジミー・ファロン扮する{レッドソックスおたく}振りが笑わせる!
肝心な彼女との大事な1日がことごとくレッドソックスの試合スケジュールとバッティング!
有無も言わさずレッドソックスを優先する熱烈ぶりはある意味爽快感を感じてしまった・・・

でもそこまで熱狂させるものがあるって事はホント幸せなことなんですね。
そんな事を感じてしまいました。



★★★