MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.094 「イルマ-レ」 (2006年 米 98分 シネスコ)

2006-09-30 01:24:08 | 2006年劇場鑑賞
監督 アレハンドロ・アグレスティ
出演 キアヌ・リーヴス
    サンドラ・ブロック
    クリストファー・プラマー



韓国映画のハリウッドリメイクとなる「イルマ-レ」を見に久々に懐かしい場所に帰ってきました。
思えば南街会館として古くから親しまれていた劇場が閉館して2年半・・・装いも新たになんばマルイ(大阪発進出らしい)として立て替えられ9/22にオープンしました。
そのビルの8Fに「TOHOシネマズなんば」としてシネコンが待望のオープン!
9スクリーンを誇る市内最大の席数を誇るシネコンの誕生は嬉しいけど、替わりに消えていく劇場があるのは寂しいけどね

この土地は映画にはユカリがあり、1897年2月15日に日本で初めて映画が上映され、興行が行われたのがここ旧南街会館のあったこの場所なんです。
それ記すプレートもエレベーター横に移植されております。

しかし綺麗なシネコンが出来たもんですね~ 平日ながら結構賑わってますしね。
前売りとチケットを引き換えて、いきなり一番大きなスクリーンでの鑑賞です。
椅子の座り心地の良さも格別で、これは楽チンですわ~(一応パリのオペラ座のシート作ってるメーカーの物なんだと!)
そういえばこのシネコンの特徴はプレミアムスクリーンてのがあって入場料が2400円(高!)でゴージャスな気分で映画が見れるスクリーンがあります。
専用スリッパにおしぼり、ドリンクとポップコーンのサービス、専用プランケットに専用ラウンジ・・・おまけに座席はリクライニング!寝てまうがな・・・
一応ゴージャスに映画鑑賞も出来るって事ですが、まぁ、私には縁ないね・・・

そしてそのシネコン初鑑賞となる「イルマーレ」ですが・・・

(あらすじ)

2006年、シカゴの病院で働くことになった女性医師ケイト(サンドラ・ブロック)は、湖岸に立つ一軒家からシカゴ市内に引っ越すことに。郵便受けに次の住人へのメッセージを残した彼女は、後日返事を受け取るものの、それは2004年を生きる建築家の青年アレックス(キアヌ・リーブス)からの手紙だった。

ほぼ韓国版と同じ展開で話が進んでいきますね~時空を挟んだ切ないラブストーリーですが韓国版もそうだったんですが、決して出会えない2人がそれぞれ一人称的に描かれてるので何かまどろっこしく感じてしまいます。
特にキアヌとサンドラのナレーションの声が余計に辛気臭く感じてしまいました。

ありえない時空を越えた文通はメルヘンチックでもあり、メールで簡単にやり取りが出来る現在を思えば「手紙」というアナログ的なやり取りがかえって温かみを感じさせいいですね。
ただメール並のスピードで届くときもありますが・・・(苦笑い)

タイムスリップもの何かもそうだけど、この手の映画はとにかく辻褄合わせが大変だと思いますが、「イルマーレ」もその辺はハッキリ言ってガタガタです。
未見の方々もおいでになるので、細かく書くことは出来ませんが({ネタバレ警報}発令して書いてもいいんだがツッコミ所が多すぎて、書くのがめんどくさい・・・スマン!)
メルヘンやファンタジーで片付ければそれで済むのかも知れないけど、相当無茶なことをやらかしてくれてるように思います。

あれこれツッコまず、奇跡の恋愛劇に酔い知れるのが良いんでしょうけど、鑑賞後に「あれはどうなった?」「あの事はどうなるの?」「何であれが・・・」と盛り上がると思います。

終了後電灯が点いたときのシアターの壁一面に星が煌めくオブジェの美しいこと・・・
イルマーレの「???」な余韻を感じる間もなくその日の2本目を見る為チケット売り場に急ぐのでした・・・



★★★ 2006.9.28(木) TOHOシネマズなんば スクリーン2 16:00 R-6

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