「クローン人間 ブルースリー 怒りのスリードラゴン」

ついに見た！
て言う程の作品かどうかわからないが、珍作と言われていてDVDなんかにとてもなり得ないこの作品
10年くらい前に中古ビデオ店で買ってきて放置していたのを晴れて鑑賞
なかなかレアな逸品らしいです
奇跡の保有でございます

ブルースリーが死んだ後、英国の秘密情報局が密かにブルースリーのDNAを採取し、三人のクローン人間を作った
ブルースワン、ブルーストゥ、ブルーススリーと節操の無い名前で呼ばれ、映画界の裏稼業の犯罪やタイの人間を青銅に変えてしまう秘薬を作る組織を壊滅する任務をこなしていく

ブルースリーのそっくりさんを使ってるらしいが、微妙に…て言うか全然似てない（笑）
むしろアクションの形態模写って感じですね
途中似たような髪型にサングラスの奴らが出てきて大乱闘するが、誰が誰やらわからんようなった

そんな複製人間ブルースリーがトレーニング始めればロッキーのテーマが流れ、コーチが燃えドラやGメン75でお馴染みのヤン・ツェー！
オマージュしてんねー（笑）
しかも複製人間ブルースリーに指令出すのが「ドラゴンへの道」のマフィアのボスのおっさん（笑）

そんなドラゴン愛に満ちた(?)パロディ映画でも肝心の格闘シーンはブルースリーのモノマネアクション中心なんだが途中から鶴や虎などの五獣の拳を使い始め、「それジャッキーチェンやんけ！」とツッコマせる始末
しかもクライマックスは敵の蛇の拳に対してリーは猫の拳で応戦！
「それジャッキーチェンの蛇拳のラストの再現やんけ」とツッコマせる始末
ブルースリーはどこ行った？（笑）

また秘薬によって全身青銅となった金属人間とスリードラゴンの対決は唖然としながらも微笑ましい…どちらも楽しそうだよ（笑）

もちろんヤン・ツェーとの一騎打ちも用意され
「燃えよドラゴン」で不発に終わった対決をそっくりさんで実現させてくれます
呆気なく終わるが…
色んな意味でうわさ通り変な映画でしたが、でも飽きる事なく楽しく見れた
見方によってはオモロイやんけ（笑）