MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.061 「必死剣 鳥刺」 (2010年 114分 ビスタ)

2010-07-17 00:56:28 | 2010年劇場鑑賞
監督 平山秀幸
出演 豊川悦司
   池脇千鶴
   吉川晃司



昨日の野球が雨で流れまさかの映画鑑賞でした
本日も野球のチケット買ってたので再び甲子園へ
大阪は揺るぎない薄曇り、これは野球あるね~と思ってたら淀川越えた辺りから雲行きが怪しくなり、甲子園付近に来るとバケツをひっくり返したようなゲリラ豪雨!
おいおい昨日よりキツイやんけ!

また駐車場前で車を止めて様子見・・・しかし一向にやむ気配はなし
そうこうしてたら駐車係の兄ちゃんが両腕をクロスさせて×印!
何とまた野球中止・・・二日続けての中止にガックリ!
帰路の途中すでに球場に居たお客様が引き揚げて来てる姿を目撃したが 皆さんガックリしてました 弁当やクーラーボックスを持ってる人たちの気の毒な事・・・て訳で高速飛ばしてMOVIX堺へ 本日も想定外の映画鑑賞です 藤沢周平の原作の映画化作品は「蝉しぐれ」など見ましたが今回はトヨエツ主演の時代劇です

(あらすじ)

海坂藩の近習頭取・兼見三左ェ門(豊川悦司)は、藩主・右京太夫(村上淳)の失政の元凶である愛妾(あいしょう)・連子(関めぐみ)を3年前に城中で刺し殺すものの、寛大な処分によって再び藩主に仕えることに。
亡妻・睦江(戸田菜穂)のめいであり、身の周りの世話をしてくれる里尾(池脇千鶴)との日々の中で生きる力を取り戻すが……



藩主の愛妾の暗殺シーンから始まり現在と過去を行ったり来たりする構成で、主要人物たち
のこの作品に置けるそれぞれの立場が描かれていく。 
全体的に派手さはないがしっかりした時代劇ドラマと言う印象です。 
何となく現在の世相を思わすような設定の中でのドラマで冷徹な女が登場。
名前が蓮舫で無く連子やて・・・仕分けしてるような場面も登場し、藤沢周平の原作もそんな名前何んかな?



殺陣はそんなに多くないがクライマックスの吉川晃司との対決は屋敷内の廊下での対決と言う事でトヨエツの戦法に注目。
またラストの大立ち回りは一対十数人と言う言うまさに悲壮感溢れる戦いになりますが、悪党にハメられたトヨエツが怒りと執念でズタズタになりながらも、立ち向かうシーンはアナログ感一杯の血糊を使った血飛沫ととともに迫力あり!
その姿は権力に立ち向かう孤高の侍って感じが出ておりましたね 
タイトル通り必死剣 鳥刺である一撃必殺の必殺剣が飛び出すんですがこれが必殺ではなく必死って言うところがミソ・・・
また万年少女の池脇千鶴の健気な女を演じてますが、その童顔ぶりに彼女は今一体いくつなんやろ?と思ってしまった



★★★ 2010年 7.15(木) MOVIX堺 シアター5 20:40 K-20