MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.101 「狼の死刑宣告」 (2009年 106分 シネスコ)

2009-10-17 00:17:37 | 2009年劇場鑑賞
監督 ジェームズ・ワン
出演 ケヴィン・ベーコン
   ケリー・プレストン
   ジョン・グッドマン



引き続いて二本目はテアトル梅田に移動です
75分でなんばから梅田へ移動し、映画館に入らないとダメですわ~
さて途中大阪名物堂島ロールを買い劇場へ!
なんとか5分前に着き、見る映画がケビンベーコン主演のです。

(あらすじ)

家族と幸せな生活を送るニック(ケヴィン・ベーコン)はある日ギャングの襲撃に遭い、目の前で長男(スチュアート・ラファティ)を殺されてしまう。
犯人は捕まるもあまりに身勝手な殺害理由、そして納得のいく刑罰を下せないことを知った彼は、法廷で裁くことを断念する。
怒りを抑えられない彼は自らの手で復讐(ふくしゅう)を果たすが、その相手はギャングのボスのたった一人の弟だった……



先程の映画と似た題材の作品です・・・このストーリーを聞くとチャールズブロンソンの「狼よさらば」を連想しますが、原作は同じブライアン・ガーフィールドです。
果たして21世紀のチャールズブロンソン誕生なるか?

先程の作品と同じようなテーマだけどやはり日本とアメリカの違いはどうしてもありますね。
裁判でわざと証言を撤回し息子を殺した犯人を釈放させて復讐するために泳がすなんて・・・なかなかお父さんやります!
たださすがに最初は悩み戸惑い、肝心な時にヒビッタリするんですが、妻や次男も毒牙にかかりついにケビンベーコンの心の中の刃を磨ぎたす・・・刃と言うよりライフルやマグナムなんだけどね・・・

まぁ「狼よさらば」のような自警団的に街の悪党を片付けるような話しではなく、あくまでも個人の復讐と言うケビンベーコンの父親VSストーリートギャングと言う図式です。
「さまよう刃」のような悪ガキとはまたスケールが違い、マシンガンで武装してるおっかない連中だけに壮絶なシーンの連発となります。

特に立体駐車場でのギャングとの対決シーンはなかなか見せます。
ロングショットの一発撮りによるこのシーンは逃げるケビンベーコンを手持ちカメラが延々と追い掛けていく・・・ケビンベーコンが柵をくぐればカメラもかいくぐる!
今までにあまりない迫力のあるシーンです。



暴力に対して暴力で対抗しても所詮は新たな暴力を生むだけ・・・まさにそれを地で行く映画ですね。
まさに仁義なき戦いが繰り広げられるクライマックスはまさにアメリカ映画ならではです。
頭を丸め戦闘モードとなったケビンベーコンの暴れっぷりは見もの!
「さまよう刃」と同じテーマながらこれほど内容がガラっと変わるのも面白いね。




☆☆☆☆ 2009.10.15(木) テアトル梅田1 19:00 D-11