MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.42「グッドモーニングショー」

2016-10-15 10:17:09 | 2016年劇場鑑賞




監督 君塚良一
出演 中井貴一



久々に邦画の最新作
福山雅治のパパラッチ映画か話題の大ヒットアニメにするか考えたが中井貴一の軽妙なコメディーにした

中井貴一扮するワイドショーのメインキャスターの人生で最も災難な1日を描いた作品
テレビのワイドショーの裏側も見せてくれるので
番組が作られて行く過程はなかなか見ものなんでしょうね
アメリカ映画の「ブロードキャストニュース」でテレビ番組の裏側を見せるてくれるシーンを思いだした
世間に対するワイドショーの在り方や考え方をこの映画を通して言ってるような気がしました
フジテレビやしねー(笑)

朝から息子のできちゃった婚宣言から始まり、番組アシスタントの不倫暴露宣言に果ては立て篭り事件の犯人に呼び出されたりと、終始中井貴一の困った顔が笑わせる
しかしチョットもう一捻り欲しいような感じもして少し残念
テレビのスペシャルドラマでよかったような映画でした



★★★ 2016.10.14(金) アポロシネマ スクリーン6 21:00 H-6

No.41「ハドソン川の奇跡」

2016-10-08 14:13:25 | 2016年劇場鑑賞



監督 クリント・イーストウッド
出演 トム・ハンクス



アポロシネマで鑑賞
実際にまだ記憶に新しい飛行機事故の映画化作品
日本でも当時大きく報道されていて馴染みなある事故なので興味津々て見てました

クリントイーストウッド監督、トムハンクス出演と豪華なコンビでの作品ですが、さぞかし長尺な作品かと思えば意外にも96分!
まるでスティーブンセガールの映画のような上映時間にびっくりと同時にちょっとホッとした(笑)
しかしさすがクリントイーストウッド監督ですね
余分なサイドストーリーなど贅肉をそぎ取り、事故と公聴会のシーンにサリーと言う機長の心情を絡めて描き淡々とした中に重厚な雰囲気があって良かったです

クライマックスの公聴会のシーンは実際に基づかれて描かれてるのかどうか知りませんが、コンピューターと人為操作による事故再現シーンはまさに映画的なシーンだなーと感じました
しかしこの事故は見事にハドソン川に着水し全員無事に生還したから機長もヒーローと呼ばれ奇跡と言われるが、もし着水失敗、乗員乗客全員死亡となれば、悲劇と同時に機長はハドソン川に着水を選択した時点で狂人扱いされてたかも知れず、まさに奇跡と悲劇、英雄と悪魔は結果次第で紙一重である事を感じさせてくれました



★★★★ 3016.10.7(金) アポロシネマ スクリーン5 21:05 F-12

No.40「高慢と偏見とゾンビ」

2016-10-01 15:21:47 | 2016年劇場鑑賞



監督 バー・スティアーズ
出演 リリー・ジェームズ



久々の映画鑑賞はゾンビ映画です
それも恋愛小説の名作「高慢と偏見」にゾンビを登場させると言う脚色された作品
これはどんな映画になるのかと期待と不安の鑑賞

コスチューム劇にゾンビ映画を加味したような作品です
見た目の映像はドレスの下にナイフやピストルを忍ばせるゾンビハンターでもある5人姉妹の存在感が面白い
でも5人が大暴れするシーンはそんなに無く、個人的にもっとはちゃめちゃな作品を期待してただけに残念

原作の展開に沿ってると思われるだけに意外とシリアスなドラマが続く
ゾンビもイマイチだし、ゴアなシーンもそれほどではありません
設定は奇想天外なコメディのような設定だが、恋愛ドラマとゾンビ映画の融合は食い足りないゾンビ映画でした



★★★ 2016.9.30(金) TOHOシネマズなんば 別館シアター12 20:40 C-2




No.39 「スーサイド・スクワット」

2016-09-17 15:40:18 | 2016年劇場鑑賞



監督 デヴィッド・エアー
出演 ウィル・スミス



テレビCMでやたら流れてたこの作品
ノーマークだったけどあれだけ宣伝してたらついつい見たくなっての鑑賞
特にビッチなハーレークイーンのキャラを全面に出した宣伝でハーレークイーンが中心かと思ったら、そうではなくあくまでスーサイドスクワットの中の1人

またもっとおバカ感があるかと勝手に想像していましたが、意外とシリアスなヒーロー物でした
またバッドマンやスーパーマンなどとストーリーがリンクしていて、まさかこの作品にバッドマンが出てくるとは知らなんだ!
極悪犯罪者たちがマジメに悪と戦うのもストレートで意外でしたね
予備知識無しで見たから想像してたのと、やや違う雰囲気でしたので期待しすきだ感がありますが、その反面意外な展開で面白い部分もありました
こう言うキャラクターがたつ作品はスピンオフとか作れそうですね
そうそうブラックサバスやクィーンなんかの曲が流れるのもよかったです

終わって見ればDC版アベンジャーズへの布石のような作品で、エンドロール中またはエンドロール後まで見逃せない作品です



★★★ 2016.9.16(金) アポロシネマ スクリーン2
20:20 I-13

No.38「ゴーストバスターズ」

2016-09-12 13:33:40 | 2016年劇場鑑賞




監督 ポール・フェイグ
出演 メリッサ・マッカーシー
クリステン・ウィグ
ケイト・マッキノン
レスリー・ジョーンズ



「ゴーストバスターズ」のリメイク作品
しかも男女を逆にした設定で、ゴーストバスターズのメンバーが全て女性で受付はマッチョな男性と言う旧作の逆を行く訳だが、あまり正直どっちでも良い感じでその点については特に面白味が感じられませんでした
女性4人のチームと言ってもビジュアル的にはイケテなさそうなメンツで、その辺はオバケ退治に打ってつけな感じで良かったですがね

元々はあまり期待せずに見ていたが前半は旧作の焼き直しのような展開であまり面白味を感じなかったが、終盤から意外とスペクタルなアクションシーンが連発されなかなか見応えがありました

ところどころ過去の映画ネタを挟んでいく遊び心や、オリジナルメンバーのカメオ出演による旧作へのオマージュ、この作品を亡くなったハロルド・ライミスへ捧げていたりと旧作へのリスペクトなどか感じられる
またあのお馴染みの主題歌が様々にアレンジされて全編かかりまくるも嬉しいです
ま、期待してなかった分意外と迫力もあり面白かったと思います



★★★ 2016.9.10(土) なんばTOHOシネマズ スクリーン3 20:00 C-4

No.37「シン・ゴジラ」

2016-09-10 11:27:10 | 2016年劇場鑑賞



監督 庵野秀明 
出演 長谷川博己
竹野内豊



ついにシンゴジラを見た!
東宝チャンピオン祭りからのゴジラから平成、ミレニアム、アメリカゴジラ2作品など永遠の怪獣ヒーローとして年代ごとに製作されたゴジラ
そして日本からまた新しく復活したゴジラ最新作は大評判の中で見てきた感想は一言で言えばゴジラ映画史上もっとも子供が退屈しそうなまさに新ゴジラ!

怪獣映画と言うよりパニック映画?
そんな捉え方で見たら現実の災害などと被る部分もあるし、いつか起こり得る他国からの侵略が起こった場合の日本の在り方などをゴジラに置き換えて描かれてるようなシュミレーション映画にも感じられる傑作でした
直近では渡辺謙が出たアメリカ映画のゴジラがありましたが、あの映画に期待したのは今作のようなパニック映画のような展開でした
しかしあれはあれで良い意味で怪獣映画だったが、今回はついに現実的なリアル感を持って描かれた

ゴジラの出現にあたふたする内閣
今までの映画ならゴジラ出た!即自衛隊が迎え討ち攻撃が始まる…と言う流れだが、この作品はそう簡単に自衛隊は出動しない
それまでの法律を初めとした手順と総理の決断があるまで内閣でカンカンガクガクの議論が行われる
そんな悠長な…と思いつつもしかし現実に今、ゴジラが現れたとしたら安倍政権もこんな感じになるんでしょうね
またこの辺のシーンの会話のスピーディーな事!
見てる側も会話に着いて行くのに必死(笑)
緊迫感の中に現実離れした事態にトンチンカンな議論する奴が出てたりとまさに会議は踊る(笑)
見てて結構現実はこんなんだろうなー
と思えてくる

多数の犠牲者が出てるのも実感出来るシーンも多いし、津波シーンは3.11を連想される描写もあったりして既存の怪獣映画にはないリアリティさも感じられる
民間人の主人公は存在せず政府対ゴジラの攻防は
今までにないゴジラという名のパニック映画で、まさに子供が見たらツマラナイと感じさせる大傑作なのでありました
今までのゴジラ映画がダメとかでなく、そろそろこんなゴジラ映画が見たかったと言う願いがついに叶った

因みにクライマックスに仕事の疲れかどうかわからないが不覚にも面白いにも関わらず寝落ちしてしまい肝心なラストが見れなかった
友人に教えて貰ったものの、面白かっただけに悔しいので次の休日もう一度行ってくる



★★★★★ 2016.9.9(金) アポロシネマ スクリーン3 20:50 E-3

No.36「ポセイドン・アドベンチャー」

2016-09-08 23:48:24 | 2016年劇場鑑賞



監督 ロナルド・ニーム
出演 ジーン・ハックマン



午前10時の映画祭で初のスクリーンでの鑑賞
先日に映画100選でも取り上げたので作品の感想はそちらで書きましたが、改めて劇場のスクリーンでの見ると大海原を行くポセイドン号の雄姿や転覆していくパニックシーンなどテレビ画面では味わえない迫力でした
パニックシーンだけでなくスコットとロゴのなにかと対立する姿を中心にしてそれぞれの思いを背負って脱出しようとする人間ドラマは極限状態の時の人間の勇気と弱さを上手く見せてくれます

主題歌のモーニングアフターが劇中で流れますが、パーティーのシーンで歌ってるのがモリー・マクガバン本人だと思ってたら別人のが役者さんが口パクで歌ってるのを今更ながら気が付きましたが(笑)

年配が殆どの場内でしたが、懐かしさと同時に公開当時の思い出を思い出しながら鑑賞してた人も居るかもね
今はシネコンで沢山あるスクリーンで様々な映画を公開していて便利ですがどこも同じような作りの空間ですね
そこで映画を見たらそれで終わり…見たいな味気なさを感じてしまいます
昔のような劇場には劇場それぞれ個性があったりして映画とはまた別に映画館の思い出もあるものでした

今回はなんばTOHOシネマズのシネコンのスクリーンでの鑑賞でしたが、公開当時の劇場での大きなスクリーンで見て見たかったですね



★★★★★ 2016.9.8(木) なんばTOHOシネマズ 別館スクリーン12 10:00 D-15


No.35 「X-MEN:アポカリプス」

2016-09-04 00:35:16 | 2016年劇場鑑賞



監督 ブライアン・シンガー
出演 ジェームズ・マカヴォイ
ジェニファー・ローレンス



X-MENシリーズの最新作
ヤングX-MENシリーズと言うべきでしょうかね
前作は見てますがいつもながら内容を忘れてるので予習しとくべきと後悔!
でもお馴染みのキャラクターが出てくるので、直ぐにあいつがこれで、あいつはたしかこれで…てと言う感じで直ぐに勘は戻りました
ま、細部は忘れたままでしたが…

しかしそんな私でも十分楽しめるのがアメコミ映画の良いとこ
今回も古代からとんでもないパワーを持つミュータントのアポカリプスが復活
プロフェッサー率いX-MENたちの前に立ち塞がる

この作品からどうやら本格的にX-MENとしてのチームが構成されて行くような感じですね
マグニトーとの関係もボチボチどうなるか?と言った感じですかね
ついでにプロフェッサーもついに坊主になるし、X-MENいよいよ始動と言う感じの作品です

しかしX-MENサーガの序盤とはいえ相変わらずのど迫力な映像はさすがですね
何回世界は崩壊の危機に直面すんねん?
見たいなやり過ぎ感がこのシリーズの楽しいとこかもね
まさかカメオで奴が出てくるのも楽しま背てくれる



★★★★ 2016.9.2(金) アポロシネマ スクリーン2 20:45 G-14


No.34 「ライト/オフ」

2016-09-02 14:00:27 | 2016年劇場鑑賞




監督 デヴィッド・F・サンドバーグ 
出演 テリーサ・パーマー



何でも心霊動画を映画化した作品で、しかも好調ジェームズ・ワンがプロデュースしたって事で、堺まで飛んで見に行きました
ま、心霊動画と言うより短編動画の映画化だったようです

暗闇の中に潜む"何か"がこの映画のテーマ
よくある夜のクローゼットの中には怪物が居ると言うパターンですね
でも灯りの消えたとこに人影が現れ灯りが付くと消える、また消すと現れる…
まさにシンプルな心霊モノの恐怖を味合わせてくれると最初は思いきや、「エルム街の悪夢」のフレディのような新たなホラーキャラクター ダイアナが出てきた時は何やそんな映画なんやーと少し期待値が下がった

が、この作品をそういう流れの作品と思って見ると段々面白くなって来た
暗がりに現れると言うのがミソで一部に灯りを照らせばダイアナは消えるが、灯りの届かない背後や灯りからさ離れた部屋の隅っこなんかにすぐまた現れると言うスピード感と包囲されまくりの恐怖離れた中々楽しい
81分と言う素晴らしい上映時間も手伝って全体にスピーディーな展開で、終わって見れば中々のアイディアな作品でした



★★★★ 2016.9.1(木) MOVIX堺 スクリーン9 13:25 H-15

No.33 「あなた、その川を渡らないで」

2016-08-14 23:21:12 | 2016年劇場鑑賞



監督 チン・モヨン 



韓国映画を久しぶりにみた
年老いた夫婦のドキュメンタリーなんですが、誰しも夫婦になったからにはこんな夫婦になりたいと思わせてくれる作品です

98歳と89歳の夫婦だが、まるで新婚のような2人は落ち葉を投げ合ったり、冬は雪を掛け合ったりいつも手を繋いで歩く姿などどれを取っても微笑ましい
しかしこの作品はそんな素朴な2人を淡々と見つめるだけでなく、2人を前にして兄弟喧嘩を始める子供たちや、持病の悪化と共に死が近づいて来る夫の姿など現実的な問題まで見せる
死が近づく夫の為に天国で着る服に困らないように、夫の服を燃やす妻の姿に涙腺がウルウルと来ました
中高年になるとこう言う映画は何となく沁みるものがありますねー

四季折々の風景を背景に年老いた夫婦の永遠の純愛を描いたドキュメンタリー作品でした



★★★★ 2016.8.14(日) シネマート心斎橋 スクリーン2 9:45 H-2