「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

年に1度、母校の道場で基本指圧を学ぶ

2009年10月01日 | 基本指圧の素晴らしさ
  日本指圧専門学校同窓会主催の実技研修会が、9月27日(日)に後楽園の母校で開催されました。基本指圧研究会メンバーは合計23名が参加しましたが、その志を素晴らしいと思っています。  私は第3講座に参加しました。指圧学校5階実技室で行われたこの講座は、鈴木林三先生による「医業のための基本指圧」です。平成6年から学び始めた基本の圧し方は「基本指圧」と呼ばれ、講習会ではいつも同じ「臨床のための基本指圧」と題した講座でした。しかし、今回からは「医業のための基本指圧」と呼称が変わり、まさに「新生」基本指圧となりました。    この講座を通して、鈴木先生の基本指圧にかける思いをかいま見た気がします。講座の内容は、あくまでも伏臥位の肩甲下部中心で、無駄な力が抜けた状態を体感しながら学ぶという、いつもと同じ形式です。この実技研修会は、例年、夏休みに開催されていましたが、今年は学校の都合で9月開催になったものです。   年に1度、母校の道場で初心に返って基本を学べることは本当に嬉しいことです。この会が益々発展し、末長く続くことを望んでやみません。     各界の一流の方がたは、皆さん自分の厳しい練習の場を確保しています。高い技術を持つ人ほど、ビッシリ練習していると思います。   この実技研修会が、そういう場たりえるか否かは、参加する1人1人の自覚の問題かもしれませんが、私は自分にいい聞かせて気持を引き締め、しっかり学ぼうと楽しみにして参加しました。    今年は参加者が分科会で分散され、いつもほど超満員ではなかったので、そこそこ直(じか)に教えを受けることができました。200%の満足度です。すぐにでも帰って、受けた教えを練習したくてウズウズしていました。今から次回がとても楽しみです。

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