「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

指圧効果は「前頸部と腹部」の圧し方! 私も自己管理を心腑に(7月練習会)

2015年07月26日 | 指圧の活動

 特定非営利活動法人基本指圧研究会の7月度練習会が、19日(日)午後1時30分から東京・池袋の勤労福祉会館で開催されました。台風11号が西日本を通過し各地で多くの被害が報告される中、東京は台風一過の晴天に恵まれました。とはいっても、梅雨明けで気温はうなぎ登り、35度超えの酷暑です。
 
実は6月3日の仕事中に、私が4年半前に患った脳出血の後遺症・テンカン症状に見舞われ、救急車で緊急搬送のうえ1週間入院というハプニングになりました。そのあとの6月練習会は体調が悪く、とても動ける状態でなかったので、やむなく欠席してしまいメンバーに迷惑をかけました。 

 ところで指圧治療効果の良し悪しを決めるのは、「前頸部と腹部」をいかに圧せるかで決定的してしまいます。そこで今年初頭から、私が圧されるのが一番分かりやすいと思い、毎週練習時間を割いてそのことに没頭してきました。
 
最初は、誰に圧されてもあんまり気にならなかったのですが、皆が少しずつ上手になってくるとそれが嬉しくて、どんどん熱が入ってしまいました。結果、圧し手の力が抜けないまま圧されることになり、自分の頸部が硬くなっていくのを自覚していました。前頸部が筋肉痛になったこともありました。でも皆が上手になっていくのが嬉しくて、鈴木林三先生からの注意事項も忘れて没頭していたのです。今は自分の不覚を悔いています。

 
4年半前、母の看病の疲れから脳出血で倒れ、出血量の多さに医師からは「テンカンの症状が出る可能性が高い」と言われていたのですが、その予防薬が身体に合わず、頼み込んで無理やり服用をやめていました。しかし指圧効果でしょうか? 無事に少しずつ快復していると思っていました。今後は薬も、身体に合うものを探して、服用しようと思っています。
 
家族、スタッフ、患者さんや皆さま~~~多大なご迷惑をかけ本当に申し訳ありません。今後よくよく注意し、こういうことのないようにいたします。

 
本来テンカン発作は、2、3分ほどのものと聞きましたが、私の場合は40分もあったでしょうか。その長さが影響したのか、1週間も身体のあちこちの筋肉痛が起きたほどでした。しかも治まってきていた脳出血の後遺症が再び出て、回復には手間取るようです。治っていると思っていた手足の麻痺まで出ると、ついついへこんでしまいます。

 
しばらく仕事量を減らして、快復を目指します。よろしくお願いします。ブログも長らくご無沙汰でした。少しずつ書くように努力いたします。 



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