私達日本人は、桜の花に対してなにか特別な感情を持つように思われます。敬翁桜や河津桜は、まだ寒さの厳しい時期に見ることができる早咲きの桜です。最近は栽培技術の進歩により、お正月に桜の花を楽しむこともできるようになりました。
私の治療院でも敬翁桜を活けて、皆で春を楽しんでいました。ここのところ、いっせいに若葉が芽を出し始めたので、「葉桜もまたいいだろう」と楽しみに毎日眺めていました。
よく見ると、桜の枝にカマキリの卵袋が1つありました。野原で見る卵袋はごく薄いベージュ色なので、なんとなく、どれも皆そんな色なのかと思っていました。弱い動物が身を守るための知恵は、“保護色”を生みました。この卵袋は桜の枝の色で、わずかにツヤがあり、その肌あいまでもが桜の枝と実によく似ています。一生懸命似せたのでしょうが、でもバレちゃったョ! カマキリさん。
あとは、やがて生まれてくるであろうカマキリの赤ちゃんをどうしよう? と楽しみ半分で考えています。
子供の頃、富山に住む私の祖母が、野原の枯れ草や枯れ枝に産み付けられたカマキリの卵袋を見て、産み付けられた高さから判断するのでしょうか「今年は大雪だなぁ」とか「今度の冬は雪は少なくて済むがね」と言っていたのを懐かしく思い出しました。
いずれにしてももうすぐ生まれるカマキリ、どうしましょう。
私の治療院でも敬翁桜を活けて、皆で春を楽しんでいました。ここのところ、いっせいに若葉が芽を出し始めたので、「葉桜もまたいいだろう」と楽しみに毎日眺めていました。
よく見ると、桜の枝にカマキリの卵袋が1つありました。野原で見る卵袋はごく薄いベージュ色なので、なんとなく、どれも皆そんな色なのかと思っていました。弱い動物が身を守るための知恵は、“保護色”を生みました。この卵袋は桜の枝の色で、わずかにツヤがあり、その肌あいまでもが桜の枝と実によく似ています。一生懸命似せたのでしょうが、でもバレちゃったョ! カマキリさん。
あとは、やがて生まれてくるであろうカマキリの赤ちゃんをどうしよう? と楽しみ半分で考えています。
子供の頃、富山に住む私の祖母が、野原の枯れ草や枯れ枝に産み付けられたカマキリの卵袋を見て、産み付けられた高さから判断するのでしょうか「今年は大雪だなぁ」とか「今度の冬は雪は少なくて済むがね」と言っていたのを懐かしく思い出しました。
いずれにしてももうすぐ生まれるカマキリ、どうしましょう。