昨年10月5日のブログに、「チャイナ・フリー! 我が家では実践しています」と題して中国製品、なかでも食品の危険について投稿しました。
ところが帰宅して今テレビを見ていますと、中国製冷凍ギョウザで1家5人が食中毒をおこした、というニュースを各局で流しているではありませんか。うち1人が意識不明の重態に陥っているということです。
今は30日の深夜です。このブログを投稿するのは31日の朝ですが、おそらくどの新聞紙面でも大騒ぎになっていることでしょう。
テレビの報道によると、次のような状況だそうです。
千葉県市川市で、市内のスーパーで購入した中国製の冷凍ギョウザを食べた1家5人が、30分後に全員嘔吐や下痢を起こし、救急搬送されていました。うち5歳の女児は意識不明の重篤だというのです。輸入業者はジェイティフーズ、社名が示すように日本たばこ産業の関連会社です。
このギョウザでは、ほかにも兵庫県や千葉県で食中毒を起こしていたそうで、中から有機リン系の農薬が検出されたといいます。これは体重50kgの人が1.5g摂取すると死亡するという劇薬です。
皆さんがこのブログをご覧になる時間には、新聞各紙の記事で詳しい様子が報道されているでしょうから、詳細は省略します。
これまでにもパナマで中国製風邪薬を飲んだ300余人が死亡するという事件がありました。アメリカでは中国製の子供のおもちゃが鉛を含んでいて危険だ、という理由で100万個も回収されたことがありました。
日本でも 「土鍋から有毒物質を検出」「痩せ薬で死亡事故」「アサリから基準11倍の細菌」「蜂蜜から抗生物質」等々。全部中国産です、数え上げればキリがありません。
あと半年で北京オリンピックです。はたしてこんな国が無事に開催できるのでしょうか。世界各国から観戦のため北京に行きます。その人たちを、健康な状態で帰国させられるのでしょうか。いやがうえにも関心は高まります。
いずれにしても、「医食同源」「食即薬也」という主張とは、なんとも裏腹な中国の現実です。“命あってのものだね”です。日本人がチャイナ・フリーを、そろそろ本気で考えなければならないのではないでしょうか。