「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

持病乗り越え元気でアラスカ・クルージングへ

2010年06月14日 | 基本指圧の素晴らしさ
 指圧歴十数年になるFさんは71歳の女性です。仕事に遊びに元気に飛び回り、若々しくいつも明るく、周りを楽しい気分にしてくれるとても素敵な方です。

 この春は、旅行やゴルフ、様々なイベントと休みがなく、あまりの過激なスケジュールでついに疲れを出してしまいました。
 20数年来の持病である、胆嚢炎を起こしてしまったようです。右肋骨下方の背中側とお腹側に、圧迫感と痛みに似た違和感があると訴えています。

 指圧をすると楽にはなりましたが、今までも疲れるとたまに起きる症状です。このあと控えているアラスカ旅行で発作が起きないかとの心配から、病院で受診し検査をしていただくことになりました。

 検査の結果、興味深いことが分かりました。胆嚢に溜まっていたのは以前と同じ砂でした。
 今回、胆嚢の中央部分がくびれて、そこから半分に砂が溜まっていて、あとの半分にはきれいな胆汁の存在が認められました。なんと胆嚢は、半分でちゃんと機能していることが分かったのです。

 溜まっているものが砂ですから、医師からはひどく強い発作は起こさないであろうと判断されました。手術もご本人の希望があればやりますよ、という程度で、これは大変喜んでおられました。
 どうやら安心して2週間の豪華客船アラスカ・クルージング旅行を楽しむことができそうです。一時は旅行をキャンセルしようかと迷っておられたほどですから、本当に嬉しそうでした。

 指圧大好きなFさん、毎週の指圧を休むのは長期の旅行のときくらいです。今回の検査結果は、日ごろの基本指圧による自然治癒力の効果と確信しています。Fさんは14日に成田を発ちます。どうぞお元気で行ってらっしゃい。
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