またお中元の季節がきました。
今年は、珍しく6月末に池袋のT百貨店に行き、7月の初めに発送してもらえるように依頼。一仕事終わった気分で安心していました。
中には富山に住んでいる叔母のために頼んだ缶ジュースもありました。叔母は施設に入っていて少し認知症もあるため、直接送るのも不安があり、やはり富山に住んでいる妹あてに発送し、妹に叔母の所へ届けてもらうことにしていました。届いた時の嬉しそうな声を聞くのも楽しみです。
認知症があるため、すぐに忘れてしまうのかも知れませんが、喜んでいる様子をいつも妹から聞いて、私も幸せな気分になれます。「いつまでも健康でいてね」と願って送っています。
最近は、こんな挨拶を省く風潮もあり少し寂しい気分がします。こういう年中行事がなくなると、気持ちがあっても忙しさにまぎれてやらなくなってしまいます。ありがたい習慣だと思います。
前置きが長くなったのですが、叔母へのお中元を妹あてに送ったところ、さっそく妹から電話がありました。中身のジュース缶が14本、そのうち13本が、酷く凹んだ物だというのです。メールで写真も送ってきました。写真を見ると納得できますが、バラバラな凹みかたを見ると、故意に凹んだ物ばかりを詰めてあるとしか考えられないというのです。
こんな酷い話ってありますか? 妹が事情をすべて知っていますので、T百貨店に問い合わしてもらいました。対応は言葉こそ丁寧でしたが、代替品を送るので、返送してほしいということでした。
自分のほうの不手際(というか、怪しからん出来事ですよね)にかかわらず、返送の手間をかけさせるのはどういうことでしょう。これはT百貨店の催事場で発送を頼んだものですが、食品売り場で頼んだものもあるのですよ。まさか、腐ったものを送り付けていないでしょうね。
これは妹の手元に送ったものだから電話がありましたが、ほかの方たちだったら、そんなことがあっても果たして連絡くださるでしょうか。百貨店としてはとんでもないミスをしたものです。
叔母さん、待ててね。もう少しで美味しいジュースが届きます!!