「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

令和4年の初春を迎えて

2021年12月29日 | 新年のご挨拶

 明けましておめでとうございます。

 コロナ騒動に明けて暮れた1年でした。皆様いかがお過ごしでしたか。私たち指圧業界も、コロナ騒動には大きな影響を受け、途方に暮れている人たちも大勢知っています。この問題の解決にはあとどれほどかかるのか。経済の回復には?
 やっと下火になったかと思ったら、オミクロン株の蔓延です。今年早々にも手に入りそうな治療薬は、果たしてどの程度の効果を見込めるのか。ある専門家の話では、「5割の人に効けば成功といえる」と。私たちの判断では、それは「特効薬」とはいえませんね。
 幸い日本ではコロナウイルスの感染者(感染率)は世界の実態を大きく下回っています。フランスでは1日の感染者数が20万人を超えたそうです(12月30日テレビ報道)。日本では300人台後半(12月28日で385人)で収まっていることを思うと、マスクを着用し手洗いを実行する、この私たちの取り組みがいかに正しいかということでしょう。

 当治療院では1階の治療室、2階の治療室とも「密」を避けるため、同時には最多でも2名ずつしか治療せず、換気にも十分な配慮をはらっています。消毒薬なども用意し、安心して指圧治療を受けられる環境づくりに留意してまいります。コロナ禍が解決するまで、出来ることをみんなで行っていきたいと思います。

 令和4年 元旦  村岡曜子治療院一同 


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前校長・石塚寛先生に「囲む会」でお会いでき胸がいっぱいに

2021年12月02日 | 分類なし

 11月21日、深川・門前仲町の中国料理店「東天紅」で、日本指圧専門学校前校長・石塚寛先生を囲む会に参加させていただきました。

 縁あって私は、二分脊椎症患者の排泄障害改善にも取り組んできました。その関係で日本二分脊椎症研究会の会員になり、有楽町の東京国際フォーラムと千葉のホテルポートプラザちばでの2回、学会発表をさせていただきました。石塚先生はお忙しい中、2回とも会場に足を運び、発表を喜んでくださいました。

 また、2年半前に発売したDVD 「指圧の教科書」に推薦文を書いていただきました。出来上がったDVDをお届けして以来、久しぶりにお目にかかったわけです。今年、指圧学校校長の職を辞されたとお聞きしていましたので、このあといつお会いできるかも分からず、またお会いしたいと思いつつとても気になっていました。
 こんな気持ちが通じたのか24期の金子武吉先生から囲む会のお誘いをいただき、迷わず仕事の予定を調整して出かけました。石塚先生は、コロナ感染が始まってからは初めての外出だと言っておられました。

 会話も弾み、先生も楽しそうでした。ご自身の研究の話では、急に表情が変わり、ノーベル賞級レベルの研究をされていたことをお聞きしました。
 そういえば先生は医学博士で、徳島大学名誉教授でいらっしゃいます。私には難しすぎる内容でしたが、研究者らしい凛としたお顔が拝見できました。こんな素晴らしい先生と同席させていただき恐縮しながらも晴れやかな気持ちになれました。

 お別れ際に、またぜひお会いできる機会があればいいな、と強く思いました。これからの寒い冬に向かってどうかお元気でお過ごしください。

 石塚寛前校長先生を囲んで


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