「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

8月の練習会、圧すときに 「どう膝を使えば楽か」 を学ぶ

2015年08月24日 | 指圧の活動

 8月の月例練習会が、16日に豊島区勤労福祉会館で開催されました。日中の日差しはまだまだ厳しいのです。川越の治療院から池袋の会場まで電車利用ですが、徒歩の道のりは日差しを避けながら歩きました。 

 先月は、「自分の自然な歩幅で構えて肩甲下部を圧す」ことを勉強しました。今月は、自分の「膝」の楽な使い方をヒントにして、上達を目指す練習です。ただし、この「膝の感覚」が分からない人もいるので、とりあえず1人でも2人でも出来れば!…と思って挑みました。さらに分からなくなった人もあったようですが、よく理解できたと喜んでくれた人も数名あり、まずまず良かったと思います。
 9月は、先月と今月の続きを総合し、前頸部も腹部も全てこの感覚で圧せるということを勉強しようと思っています。 

 例年ですと夏休み中に行われていた同窓会の講習会が、10月25日(日)に開催されることが決まりました。来月までの練習の成果を持って参加できるように、9月の練習会も頑張りましょう。





 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ウツボは西表島のエーリアン、美味しいけど料理しにくいんだ」

2015年08月23日 | 分類なし

 西表島の3兄弟。前回はイニシャルで書きましたが、音読みするとハル君です。彼は次男で小さい頃からお話が上手。私はそれを聞くのが夏休みの楽しみの1つです。去年は、ハリセンボンの話をしてくれました。西表島なればの話を聞くことができ、大自然の中で子供たちが生き生きしている世界を目の当たりにするようで、話に引き込まれていきます。
 
そばにいる兄弟も話に入ってきて、キラキラした目で一緒に話してくれるのです。周囲の人達からは、ハル君の話には 「ヤマ」 と 「オチ」 がない、と言われているそうですが、まだ中学1年生です。個人的には、彼の話を聞くのがとても楽しみなのです! 

 今年は、ウツボの話をしてくれました。「ウツボと格闘」 の話です。
 
ウツボ釣りは迫力満点。50~60センチぐらいから優に1メートルを超すものまであるそうです。ハル君は、もっと幼い頃はウツボを鰻だと思っていました。目をキラキラさせて曰く。
 
 
「ウツボは 『エーリアン』 なんだ! 鋭い歯が奥の方にも二重に生えていて、怖いけど釣って格闘するのが面白い! 噛まれたときどうしても腕を引っ込めてしまうけど、そこを頑張ってもっと奥の方に腕を入れると、ウツボが 『オエー』 て、吐き気を感じて噛んだ手を吐き出そうとする。そのときに腕が抜けるから大丈夫!!」
 
「今まで見た中で、いちばん大きなウツボは5メートル。迫力満点で、この辺りのボスだよ。ウツボは水陸両用で、水の中はもちろん砂浜でもヘビみたいに行くから凄いよ」
 
「ウツボを釣って引っ張りっこしたとき、僕も頑張ったんだけどウツボの力が強くて、曲がっている釣り針が真っ直ぐになってしまったのにはビックリした。ウツボは白身で、食べても美味しいんだけど、小骨が多くて料理しにくい。だから島の人もあんまり食べないです」

 
ハル君の話に引き込まれて聞いていましたが…「遊びで一番好きなのは、な〜に?」 「何と言っても、虫取りが大好き!!」 だそうです。ただし、西表島には 「サイカブト」 というカブト虫しかいないし、これはあんまりカッコ良くないから、川越のお祖父さんちに行ったときは、裏の林で虫取りをするのが楽しみだそうです。 
 自然派ハル君の楽しいお話でした。
 

西表島のウツボ【「海の家 海の風(ぱいぬかじ)の
サイトから】


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沖縄・西表から若い3兄弟、恒例の体調管理を大好きな指圧で

2015年08月18日 | 指圧の活動

 8月4日から18日まで、沖縄県西表島Sさん宅から、お母さん共々3兄弟が埼玉・川越の実家に里帰り。途中、4日間を指圧デーに充てて治療院にやって来ました。
 
私は現在、仕事の量をセーブしてそれほどやっていないので、彼等に時間を割くのが大変でした。しかしこれまで年に1回、指圧で体調管理をして、また島に帰って行くのが夏休み恒例行事になっています。そこで今年も、「元気いっぱいで島に帰ってもらいたい」と願いつつ、時間を作り指圧をしました。 

 西表島には高校がありません。長男T君が高校生になったので、石垣島のお祖父さんの家に下宿しています。彼は高校の部活で自転車部に入りました。坂が多い石垣島を連日、一生懸命走っているようです。今回帰って来て、大腿部の筋肉があまりにも太くなっていたのには驚きました。数ヵ月でこんなになるものか? 若さって凄いと仰天しました。同時に、部活を頑張っている様子が話の中でよく分かって、なんとなく嬉しい気分になります。
 
それにつけても下の弟クンたちは、かなり淋しいようです。いつもワイワイつるんで笑ったり泣いたりしていただけに。しかしこの夏休みを兄弟で謳歌しているのがわかります。改めて、兄弟っていいなと思いました。この後、伊豆に自転車に乗りに行ってきたそうです。 

 また来年の夏休み、元気な顔を見せに来てください。彼等のそれぞれに、身体の中で気になる部位があるので、ケアをする意味でシッカリ圧しました。縁あって、指圧に出会えて本当に良かったね!
 
来年もまた元気な顔を見るのを楽しみにしています。


毎年夏休みに西表島からやってきて、大好きな
指圧で体調管理を


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1泊の校外学習で初の自力排便、「母心」 の家庭指圧が偉大な効果に!

2015年08月13日 | 指圧の活動

 8 月 1・2 の両日、青森の中学 2 年生S君が、両親と共に川越の治療院へ来ました。彼は二分脊椎症で年1回、夏休みに都内のJ大学病院に検査・診察を受けに来ています。そのとき治療院に寄って指圧を受けるのですが、それも今年で3年目です。
 
実は去年、神戸の某公益財団法人から助成金をいただき、5月に青森へ行ってS君の治療をしました。そのあとの夏休みに来たのでそれ以来ですから、ちょうど1年ぶりです。今回S君が大きくなっているのにビックリしました。身長は10センチ以上大きくなって、雰囲気がぐっとお兄さんになっていました。 

 J大学病院で金曜日に検査を受けて、週末の土・日曜日に指圧を受け、最終日の月曜日に医師が検査の結果を見ながら診察してくれました。今年は、リハビリ科が卒業になったそうです。一つクリアできたと思うとても嬉しい。これまでお母さんに、S君のために家庭でできる指圧を指導してきましたが、彼女が真剣なのがいつも感じられます。S君の体を触ってみると、ふだんからお母さんが一生懸命を圧しているのがはっきりわかるのです。足の状態も良く、去年よりよほど元気です。 

 今回、とても嬉しい報告があります。彼は7月13・14日、1泊2日の校外学習で弘前へ行きました。家族はとても心配したようです。ところが13日の夜、宿舎で便意を感じトイレで自力排便をしました。快挙です、これまでできなかったのですから。自力排便の『感覚』を身につけることは、実は大変重要なことなのです。もう心配することはない(?)ようです。
 
初めて川越の私の治療院に来院してから、2年3ヵ月の結果です。去年の春、私が青森に出向いて4回治療し、青森からは4回来院し、全身指圧は合計12回の治療を受けています。あとはお母さんが指圧を勉強し、マメに地道に圧した結果の変化です。プロでもなかなかできないこと、愛情あふれる「母心」のなせる偉業だといっても過言ではないでしょう。
 
彼は、一人っ子。シャイなタイプです。学校行事などの時、トイレ(排泄)のことで緊張感し、お腹が痛くなったり、色々不具合が起きて困る事が多かったのです。楽しみにしていた行事も、最後まで参加できなかったことが多く、寂しい気持ちを何度も味わってきました。
 
今回の弘前行きも、家族に相当心配をかけていたようです。ところがあっさりクリア。「おめでとう」 S君!!! 

 また、来年会えるのを楽しみにしています。
 
余談ですが、去年来院のとき、治療院の戸棚の取っ手がバカになっていて困っていたところ、建築関係の仕事をされているS君のお父さんが気が付いて、即、直してくれました。
 
今年も台所の縁が剥がれていたところ、「応急修理だけど」 と直してくれました。さすが ‼️ それを見ていた男性スタッフが、寡黙なお父さんに対して「S君のお父さん、いいな〜❤️」
 
助かりました、 ありがとうございました。


 今回は、お母さんが相当お疲れの様子です。とて
も忙しいと聞いたので、自己指圧を覚えて帰ること
になりました


 治療院の前で「バイバイ!」。また逢う日を楽しみに



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

念願の長岡大花火大会を観覧、身体に響く感動に時を忘れる

2015年08月09日 | 私の趣味

 3日・4日の両日、新潟県長岡市へ行ってきました。目的は? もちろん「長岡まつり大花火大会」の観覧です。ご存知と思いますが日本三大花火大会のひとつで、かねて「冥土の土産にぜひ見たい」と思っていたものです。
 花火の打ち上げは8月2日・3日、これは毎年決まっています。日本一の大河・信濃川を舞台に、2日間で約2万発もの大輪の花が夜空を彩りました。「正三尺玉」、音楽とシンクロしたストーリー性のある「天地人花火」、「花火この空の花」、復興のシンボル「フェニックス」など、バラエティーに富んだ大型花火の乱舞です。観覧者数は長岡市の発表で、過去最高の104万人に達しました。

 長岡には知り合いもいませんので、やみくもに出かけても観覧の桟敷席などは確保できません。そこでどこかのツアーに潜り込もうと、1年以上前から往きつけの旅行社に頼んでいました。JR越後湯沢駅の新幹線改札口で、ツアーの添乗員と午後3時に待ち合わせ。そこからバスで、会場 → 観覧 → ホテル と移動です。
 バスは大渋滞のなか、湯沢から3時間もかけて長岡の会場近くへ。大型ショッピングセンターなどが協力してくれるのか、あちこちに巨大な駐車場が確保してあり、何百台ものバスが駐車しています。会場周辺はすべて交通規制が敷かれ、そこから約30分、添乗員に連れられ徒歩で桟敷席へ向かいました。

 打ち上げは7時20分ごろから。頭上から私らに降り注いでくる大輪の花火は息もつかせぬ迫力です。ほんの一瞬遅れて「ドン」「ドドン」と身体に響く爆発音は会場にいなければ味わうことができません。弁当も配られました。そこそこ美味だったでしょうか。約2時間で夜空に繰り広げられた光の競演はジ・エンド。午後10時半、バスが宿泊の新潟グランドホテルへ向けて出発です。
 日程表には「ホテル着25時ごろ」となっていましたが、前日は日曜で渋滞がひどく、到着は1時半だったとか。この日は12時過ぎに到着しましたので、なにかトクした気持ちでした。それから入浴したりして遅くなってしまい、翌日の朝食はスルーです。

 機会がないとなかなかこういう旅をしませんので、よかったと思っていす。数多くは出かけられませんが、「どうしても行きたい」と思うところを1ヵ所でも体験できるのは大変楽しみです。
 スマホで撮った写真です。写りはよくありませんが何枚か掲載してみます。


開始を待ちわびる大観衆














 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする