「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

山梨大の講演で指圧啓蒙に手応え、20日には成増で実技講習会を開催

2017年03月29日 | 指圧の活動

 大変ご無沙汰続きで申し訳ありません。久しぶりの投稿ですが、今後も体調と相談しながら書いていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。

 2月18日(土)、「親子のケアとサポートのよりよい体制づくりに向けて」と題した第4回山梨ダウン症フォーラムが、山梨県甲府市の山梨大学医学部大講堂で開催されました。テーマは「からだづくり、体力づくり」です。
 この日、私はNPO法人基本指圧研究会代表理事として、基本指圧と自然治癒力について発表させていただきました。講演者は2人で、私の前が埼玉医科大学保健医療学部講師の先生、そのあとが私でした。昨年の暮れのうちから、何とかいい内容を発表したいと原稿書きや、当日映写する動画の作成に気持ちを入れ込んでいました。

 1月には夫の入院・手術があり、私はフォーラムの準備に没頭。仕事もありますし、申し訳ないことにブログを書く時間もない状態でした。いっそ当日までフォーラム一本に絞ることにしようと思いつつも、気持ちが落ち着かない日々が続いていました。
 パワーポイント作成は専門家にお願いし、動画もドキュメントを製作している監督さんを紹介していただいたので、納得のいくものができました。私の脳出血による失語症の問題も、お話の主要部分を副代表に代読してもらうという解決策も考えました。
 ところが当日、参加者に動画も見ていただき、最後に短時間、私が基本指圧の実技を披露するところで、緊張していた糸が切れたようにその場で倒れてしまったのです。脳出血の後遺症によるてんかん症状でした。そのまま4日間、山梨大学医学部付属病院に入院になってしまいました。今回皆様にもご迷惑をおかけし、自分のペースを元通りにしなければと思いつつも、意識して力を入れなければ、身体も気持ちも重くて動けない感じになっていました。
 
 先日仕事をしている時、ある方が、ダウン症協会山梨県支部「芝草の会」の会報に2月のフォーラムの記事が載っている、とFAXを治療院へ送ってくれました。
 曰く、「基本指圧で便秘や側弯・姿勢が、改善する驚きの講演をいただきました」。
 
わずかな記事ですが、自分としては頑張っていたので、好評であったらしく嬉しい限りです。基本指圧の啓蒙には、十分な手ごたえを感じることができました。

 毎年1回、顧問の鈴木林三先生を招いて行われている「医業のための基本指圧」と題した実技練習会が、今月20日2時から成増アクトホールで行われました。この日は、祝日でしかも春らしい天気です。気分もいいので、早めに会場前のコーヒー店で、名古屋から参加のDさんと待ち合わせてユックリお茶を楽しみました。
 講習会は、2時から4時半まででした。ところが想定し得ないアクシデントがあり、ハラハラドキドキ! もう、大変疲れました。それでも「指圧の練習がヤッパリ楽しい!」と、あらためて感じさせられた練習会でした。
 またこの日は、講習会の模様を、ドキュメント作品を作るプロに撮ってもらいました。どんな出来栄えか楽しみです。

 5時からは懇親会。ワイワイガヤガヤ皆で飲むビールの味は、これまた格別です。また、少しずつブログを書いていこうと思います。よろしくお願いします。

 
講演する村岡代表(右)と飯野副代表。
右上に写真や動画が投影される


山梨医大付属病院の病室から遠く山なみを望む


ダウン症協会山梨県支部「芝草の会」
の会報に講演が取り上げられた



「医業のための基本指圧」と題した実技練習会。成増アクトホールで


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