「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

トレッキング、カヌー、染色体験等  夕食はキッチン・イナバで 「ガザミ料理」

2013年11月30日 | 指圧の活動

 17日は終日観光。夫と私以外は、全員朝からお弁当を持ってトレッキングとカヌー遊びで浦内川を上り、大自然を満喫しました。午後2時半にホテルに帰った一行の生き生きした顔を見て私もとてもうれしかった。

 夕方は潮の状態がいいので「サバニ」 という釘を一本も使わず作る伝統の舟で遊んだグループと、布地の染色体験をするグループに分かれての行動でした。私はかねて訪れたいと憧れていた、染色家・石垣昭子先生の「紅露工房」(クールこうぼう)におじゃましました。
 日曜なのに、工房を開けて対応してくださったのには大変恐縮しましたが、ゆっくりお話が聞けてラッキーでした。伝統を守りながら新しい試みに果敢に挑む先生の仕事の一端を見せていただき感激しました。

 水によるのか、西表島でなければ出ない発色があると聞きました。それに惚れ込んで竹富島から移住し、最果ての地でもくもくと素晴らしい作品を作る昭子先生は、凄い方だと本当に思いました。今回の工房の染色体験に使わせてもらった色は黄色、これはこの地方では高貴な色だそうです。「福木」 というこの地方垣根に使う木を乾燥して、煮出した汁に漬けて染色した素敵な色のストールができました。
 
 作業中色々お話しをうかがえたことで、以前以上に素敵な人柄に魅せられました。本当に来てよかったと心底思いました。また機会があればぜひ行ってみたい。埼玉から同行したメンバーのある女性は、「今度一人でも来てみたい」と語っていました。先生、本当にありがとうございました。

 この日の夕食は、大好きな 「キッチンイナバ」 で、カニ好きの究極といわれる 「ガザミ料理」 を堪能し、パパイヤ・サラダ、ラフチィーなどをいただくことができました!
 こんなに原生林だけの島なのに、こんなに美味しいレストランがあるなんて不思議な気がします。それほどキッチンイナバは何を食べても美味しいのです。しかもオーナーが三線(さんしん)の名手で、時には食事を楽しみながらライブで聴くことができる。本当に素敵なレストランでした。(つづく)


工房で染色の手伝いをしてくれた
タケルくんのお母さん



作業をしながら昭子先生と歓談する参加者


私の作品、薄黄色絹のストール




キッチンイナバ、三線を聞きながら食事を楽しむ 

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第6回・西表島人文化祭に参加、大好評の指圧ボランティア

2013年11月28日 | 指圧の活動

 エコツーリズム協会主催の西表島人文化祭に、基本指圧研究会会員と指圧愛好家11人で参加しました。私は 5 回目の参加です。1115日から18日までの予定でしたが、たまたま西表島のホテルが15日まで修学旅行で貸し切り。1日だけ石垣に泊まることになりました。文化祭は毎回2日間ですが、今回は16日だけでした。

 羽田を15日早朝6時10分に発って、10時40分に石垣新空港に到着。レンタカーを借りて一緒にドライブを楽しみました。川平湾のグラスボートや、一回は行きたかった御神崎(おがんざき)にも行くことができました。思ったとおり風光明媚な岬、行ってよかったと感動しました。
 夕方4時にホテルにチェックイン。部屋でくつろぐ人、すぐ買い物に走る人。夕食の集合場所は人気食事処「琉球のおやじ」。 かねがね一回食べてみたいと思っていたヤシガニにもありつきましたました。見た目はグロテスク、味は?・・・。他にアダンの天ぷらやヘチマの和え物など珍しいものをたくさんいただき、ワイワイ賑やかで最高に楽しかった。

 
16日は7 時10分のフェリーで約40分、西表島の大原港へ到着しました。一行は3台のレンタカーに分乗し、約50分ほど車で走り文化祭の指圧会場へ直行。浦内公民館で行われる指圧は、5人の指圧師が2人ずつ圧しました。
 
実は文化祭の催しの中で指圧は非常に人気が高く、申し込みが多くて収拾がつかなくなってしまうため、今では宣伝ができなくなったほどだと聞いています。

 
この日、とても嬉しいかったのは、研究会の練習の成果を感じることができたことです。受けてくれた人の顔が全員晴れ晴れしてすっきりしていて、皆さんが喜んでくれました。「ああ首が回るようになった」 「感動しました」 「わー、楽になった」 などなど、遠い遠い西表島まで行きましたが、これほど喜んでもらえるとやり甲斐を感じます。指圧をやってきてよかった、皆さんお疲れさまでした。

 
指圧をしない参加者は、文化祭のメイン会場で、島独特の催し物を楽しんだようです。昼食後一行は全員で、水牛車で有名な「由布島」へ。三線(さんしん=沖縄の三味線)の音を聞きながら、水牛車でのんびり行く由布島。何回行ってもいいですね!

 
4 時にホテルにチェクイン。しばしゆっくりし、再度メイン会場で行なわれる、舞台の部を楽しみました。舞踊も唄も沖縄・八重山地方の古くから伝わるものを大事にしていて一回一回上手になっているのが感じられます、凄いです。 写真を見てください。(つづく)


御神崎の最先端、岩の上まで行った人も


大原郵便局の前、ヤマネコのオブジェ


私たちを由布島に運んでくれた水牛のシンキ君




文化祭の模様です

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Forever Happy! いつまでもお幸せにね、乾杯~♡♥

2013年11月05日 | 素晴らしい指圧効果

 とても嬉しい報告があります。どこまで個人的な出来事を書いていいのかが分からずにいますが、涙が出るほど嬉しくて関係者には、皆に即座に報告した話です。実はこの度は、 A さん本当に本当にご結婚おめでとうございます。

 
思えば今から3年前、基本指圧研究会の K くんの紹介で彼女に初めて会いました。私がまだ脳出血で倒れる前でした。とても奇麗な女性でシッカリしていて、お嫁さんにしても申し分ない素敵な人です。
 K くんとは小学1年生の時から同級生で彼から「二分脊椎症の友達がいるんですが・・・」 と相談されたのです。ぜひ基本指圧で症状改善をしてほしいと、治療プログラムが始まった矢先、私の脳出血騒ぎで中断を余儀なくされていました。

 
平成24年の新年から治療を再開しました。彼女はちょうど3月末で勤め先を退職し、4月からゆっくりできる環境になったのも不思議な縁を感じました。存分に指圧に向き合って、治療中心の生活ができるからです。昨年6月8日・9日のブログで報告した続きですので、よろしかったらこれまでのいきさつをお読みください。

 
5月24日は私たち2人にとって、生涯忘れられない日になりました。排泄の自立という大仕事が成就した日です。彼女の病状改善だけを必死に見つめている生活であり、その日は治療も大詰め、徹夜も辞さない覚悟で治療に向かっていました。実際には2時間半ほどの治療で目的は、成就できたのです。頑張ってよかった!
 私は大げさにいうと彼女に対して「戦友」のような気持でいます。そんな彼女が、来年2月8日に結婚することが決まりました。万歳~♡ こんなに嬉しいニュースはありません。本当におめでとうございます。そこで彼女からぜひコメントを、と…。

~彼女のひと言です~
 「二文脊椎症の症状は軽い方なので、皆と殆ど変らない生活をすることができました。
 
それでも、辛いことや苦しいことがなかったわけではありません。ことに排泄の問題は自分の意と反することが起こり、悩むことも多々ありました。縁あって、村岡先生の指圧を受け、その悩みから解放されたことは、このたびの結婚を決意する決定打になりました!! 以上です。よろしくお願いします」

 
指圧をうけて人生が変わった、と喜んでもらえる仕事ができる基本指圧を勉強して、本当によったと思います。そしてもっともっと上手になりたいとしみじみ思います。 A さんとは、この後も幸せな場面を共有できると思って楽しみです。
 
~いつまでもお幸せにネ~


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