「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

施術前後で骨盤の歪みが大きく矯正

2009年10月20日 | 素晴らしい指圧効果
  日本指圧専門学校の地域経営学という授業で、学校外部(主に卒業生で指圧を業としている人?)から色々な先生方を招いて授業が行われているようです。このたび私も臨時講師の依頼を受けましたが、その経緯は以前このブログに書いたとおりです。 
  基本指圧研究会メンバーの学生(3年生)さんに、具体的にどんな授業が行われているのか聞いてみたところ、こう語ってくれました。
 「どうしたら(指圧治療所の)経営がうまくいくか、というのがほとんどです」  

  私への今回の依頼は、学校サイドから具体的なリクエストがありました。
 「本年7月に開催された、順天堂大学医学部主催の学会で報告されたような画期的な指圧治療例や、学生が卒業後すぐに直面する肩凝りや腰痛に対する治療についての2点で…」 
  せっかく与えられた勉強の機会です。この要望をふまえた上で、かねてから頭の中にあった構想を具体的にまとめてみることにしました。 
 人体にある大切な3つの大きな入れ物「頭骸・胸郭・骨盤」、そしてそこから伸びる手足。無駄な力が抜けた状態で圧す基本指圧で対応すれば、これらは人体に具わる自らの力で自然に良い形に動いて、身体状況は改善に向かうのです。このことを誰が見ても分かるように、視覚的にまとめてみることにチャレンジしてみることにしました。  

  頭骸の歪みは基本指圧による幼児の歯列矯正、歯並びの変化と顔面の形の変化の比較で、視覚的に分かるようにしました。胸郭の歪みは、一目瞭然のレントゲン写真(治癒例)が手元にあります。  

  問題は骨盤です。骨盤の歪みもレントゲン写真なら一目瞭然なのですが、今回モデルにお願いした方は、脊椎側湾症による骨盤の歪みがある方です。これを基本指圧で改善し目で見て分かるようにしようと考えました。 
 脊椎の側湾があるので非常に身体が弱く、体調がとてもとてもデリケートなのです。ですからその彼女に対し、無駄に放射線(X線)を浴びさせることにどうしても抵抗がありました。喉から手が出そうなほど欲しいデータではあり、お願いすれば可能なことは分かっていたのですが、今回、レントゲン写真は断念しました。 
 外見上からの写真で、どれくらいの変化を見ることができるか? やってみなければ分かりません。慎重を期すため、カメラマンを専門の方にお願いすることにしました。皆の時間の都合がつくのが、10月13日と14日しかありません。中1日あけて写真を撮ったほうがもっと効果的なのですが、仕方なく連日撮影での実行となりました。  

  13日夕方5時に術前の写真撮影。基本の全身指圧を施術し、この日は入浴を控えてもらいました。翌14日午後2時に、再度簡単に全身をチェックする程度の基本指圧を施術、前日と同じ夕方5時に写真撮影をしました。

 「どうか、術前術後の差が見えますように!」 
  祈るような気持でプリントアウトしたのですが、実に満足のいく出来栄えです。あまりにみごとに撮れているので、後ろ姿などはまるで違うモデルに同じシャツを着せて撮ったようにすら見えます。 
  誤解があってはいけないので、授業当日は、正面の顔が写っている写真も公表することで、本人の了解を得ました。 
  このブログ上では、個人情報保護のため後ろ姿のみとさせていただきます。基本指圧での驚きの効果をぜひご覧下さい。 
  約2回の施術による1日での変化です。


 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽田の「ハブ空港化」、国際・国内線を1箇所に ?

2009年10月15日 | 雑感
  前原誠司・国土交通大臣は12日、羽田空港を「24時間稼動する国際空港化を目指す」と、来年10月に第4滑走路が完成するのを待って羽田空港を「ハブ空港」とする考えを示しました。    
  皆さんご承知のごとく、「ハブ」とは車輪の中心部にあって、車輪の外周をつなぐスポークが1点に集中する中心の車軸部分です。自転車の車輪を思い浮かべると分かりやすいと思います。これを比喩的に用いて、周辺各地からの様々な航空路線が集中する空港を、「ハブ空港」と称していることはご存知のとおりです。鉄道のターミナル駅、バス路線のバスターミナルも似た役割を担っているといえるでしょう。    

  成田の国際線旅客数は、アジアでは香港、チャンギ(シンガポール)に次ぎ3位だそうですが、2001年にオープンした仁川(インチョン)国際空港(韓国)は最先端の施設と機能を持ちあわせ、毎年世界ベスト空港にも選ばれています。4000メートルの滑走路3本を持ち、24時間運行でき、まだ発着枠に余裕があるということです。  
  一方、成田の滑走路は4000メートルと2180メートル(本日現在。まもなく延長される)の2本、騒音問題で深夜・早朝時間帯(午後11時~午前6時)にかけては運行ができません。空港反対派の土地がまだ残っていることから、これ以上の滑走路増設は難しく、発着枠拡大も困難です。しかも仁川空港と成田空港との決定的な違いは、航空機の離着陸料が成田の3分の1という安さのため、各国の航空会社が利用しやすいのです。仁川空港の旅客数が伸びるのも理解できるというものです。  
  森田健作・千葉県知事は国交相の発言にさっそく噛み付き、今日(14日)直接会って存念を述べたということですが、話しの成り行きを予測することは困難です。  

  しかし一利用者としての私の存念を言わせていただくと、国際線の発着枠の問題だけではありません。都心まで約1時間半、あまりに遠すぎます。しかも、例えば外国から日本にやってきて国内線に乗り継ぐ場合、移動時間だけで成田、羽田間は2時間もかかってしまいます。こんな国がいったいほかにあるでしょうか。両空港間の直通交通機関も考えられているようですが、国際線と国内線は同じ場所にあるのが原則でしょう。  
  こんな状態ですから、日本の地方空港から欧米に行く場合、仁川に定期便が就航している地方空港では、仁川を乗り継ぎに使う日本人の旅客が増加しています。成田を使うより、よっぽど便利だからです。前原国交相が「日本のハブ空港は、今や仁川になっている」と発言しているのはこれです。    

  千葉県知事は「羽田ハブ化」に息巻いていますが、東京都、大阪府、神奈川県の各知事は歓迎しているようです。今は1地方自治体の利益を考えるのではなく、「国益」を第1に考えて結束しなければ、国際社会の熾烈な競争から取り残されてしまうのではないでしょうか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕事場を飾る秋の恵み

2009年10月12日 | 雑感
 今年の夏の暑さは比較的楽でした。予測された残暑もそれほど厳しくなかったので、通して例年より辛くなく過ごせました。 
「暑さ寒さも彼岸まで」― 古の人の言葉は実に的確です、季節が爽やかな秋に替わりました。いま「実りの秋」真っ只中です。    

 私は花が大好きで、仕事場にあるととても気持ちが和みます。夏の間は、色々工夫をして花を生けても、長持ちしないのでとても残念です。暑さにあえぐ苦しそうな花を見ることも忍びないので、あまり積極的に花を活ける気にはならないのです。しかしこんな爽やかな季節になると、またゴソゴソと花瓶を出し始めました。  

 この季節になると、ご自分の庭などで丹精された自慢の1枝を携えて、来院される方々も多くなります。    
 面白いのは、「秋の実り」も飾れるようにして届けてくださる方があるので、柿、蜜柑、柚、栗、アケビ等も活けて楽しむことができ、頃合いをみてスタッフのオヤツにもなっています。そんな具合いなので、季節の花も届いたりして楽しい秋を満喫しています。ありがとうございます。  
 秋の虫の鳴き声とともに、移ろい深まる季節を楽しみたいものです。素敵な秋の恵みです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幼少に過ごした富山、待ち遠しい地方研修会

2009年10月08日 | 指圧の活動
 本年度の日本指圧専門学校同窓会主催実技研修会は、去る9月27日母校で盛況のうちに開催されました。素晴らしい実技研修会に参加させていただき、ありがとうございます。執行部のみな様の熱意が、このような素晴らしい研修会の成功に繋がっているのだと、心から感謝しています。  

  このあと本年度の地方研修会は、富山と仙台で開催予定と聞いています。まず11月8日・9日に富山で行われることが決まりました。今、そこに照準を合わせて猛練習をしています。 
  富山は私の母の故郷であり、私の子供の頃は祖父母がいたので、夏休みは富山で過ごしました。小学校の後半3年間は富山で暮らしたこともあり、私にとっても故郷のような懐かしさがあります。11月に行くのが本当に楽しみです。 
 土地柄的には、どちらかというと西の方(関西)の色合いを感じるのが、少し不思議な気がします。食べ物の味付け、言葉の抑揚、民謡や衣装など、色々なものにそれを感じます。立山連峰の雄大さに抱かれ、日本海の豊かさに守られて、食べ物は美味しく人々は穏やかで、住みやすい県であるとの印象を持っています。 

 隣の新潟県は東北の雰囲気を感じますが、親不知(おやしらず)子不知(こしらず)という通行の難所があったため、東との往来より西との交流の方が楽だったのではないでしょうか。反対隣の石川県の県庁所在地は、“小京都”と呼ばれる金沢です。富山が何となく「西の匂い」がするのもうなずける気がします。 
 また昔から「越中富山の薬売り」が日本中をめぐり歩いて、家庭の置き薬を普及させていたことはよく知られています。秋には稲の収穫が終わると、チュウリップの球根を田んぼに植えて、一面雪に覆われた冬が過ぎるのをジッと待ちます。やがて雪が融(と)けると、田んぼ一面に赤や黄色のチュウリップの花の絨毯が敷かれ、鮮やかな色で春が始まるのも富山ならではです。 
  こうして今日も、富山県は栽培面積・出荷量ともに日本一のチューリップ球根産地として発展しつづけているのです。子供心にこの鮮やかな色によって、弾む気持ちが湧き上がったのをよく覚えています。  

  そんな素敵な富山で開催される実技研修会、参加をとても楽しみにしています。年に3回の同窓会主催の研修会に参加できますこと、なにより有意義だと考えています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京五輪の招致失敗、「夢」の実現を忘れないで

2009年10月07日 | 雑感
  10月2日(現地時間)コペンハーゲンで総会を開いた国際オリンピック委員会(IOC)は、3回目の投票で過半数を獲得したリオデジャネイロ(ブラジル)を、2016年の夏季オリンピック・パラリンピック開催地に決定しました。東京は2回目の投票結果が最下位で落選したのはご存知のとおりですが、新しいコンセプトの下での開催の魅力を十分にアピールできたと思っています。 
 テレビで見ていて、私は東京チームのプレゼンテーションが最も優れていると感じていましたが、それは結果に反映されませんでした。1次選考ではIOC委員からいちばん高い評価を受け、財政面は政府が保証し、しかも環境対策を考慮した五輪でしたが、力及ばなかったのです。日本政府としても全面的に支援し、東京チームはベストを尽くしたと思います。  

  今回の敗因を分析することは、いろいろできるでしょう。「南米大陸での初めての五輪に期待が集まった」「中国で開催して、次々回にまたアジアでは共感を得られなかった」等々。しかし私は、敗因の第1は「国民の熱意の不足」にあったと思っています。 
  本年4月、開催候補都市の事前調査に来日したIOC評価委員は、東京の行き届いた取り組み、CGを駆使した説明には目を見張ったようです。しかしそのときから、指摘・懸念されていたのが「不支持・無関心」層の多いことだったのです。 
 ロイターのインターネットサイトで行った東京五輪に対する国民の意識調査では、10月3日午前11時現在で賛成47%、反対35%、どちらでもよい17%と、不支持と無関心が合わせて半数を超えていました。リオ、マドリード、シカゴなどと比べてあまりにも低い支持率です。 
  ところがテレビに映し出された街の声のほとんどが、落選の報を聞き「残念だった」「東京で開催されれば良かった」ということでした。それならなぜもっと「声」を上げなかったのでしょう。あるいはマスコミの取り上げ方が消極的に過ぎたのでしょうか。  

 それといまひとつ、日本オリンピック委員会(JOC)は、開催への努力をしたのでしょうか。JOCはいったい何をしてきたのでしょう、私の目にはただ手を拱いていたように映ったのですが…。少なくとも、「努力」の跡が見えなかったのです、いかがでしょう。国民の「支持」不足とともに、この点も大いに問題ではなかったかと考えています。
 「100年に1度の不況」といわれ、世界経済が疲弊する昨今、五輪招致の経済効果はもちろんですが、日本にとって大きな「夢」を開くことができたであろう、と思うとその点でもとても残念です。  

 現在、アジアで五輪開催能力を持つ国は日本、韓国、中国以外にはあり得ないでしょう。1988年にソウルで、2008年には北京でそれぞれ初の五輪が開催されました。今回日本は52年ぶりの招致に失敗しましたが、このまま諦めてしまっていいのでしょうか。今後の世代のためにも、環境に配慮した新しいコンセプトの五輪実現を目指すのこそ、日本の使命ではないでしょうか。 
  毎日新聞の報道(10月6日夕刊)によると、IOCのロゲ会長はリオに破れた東京など3都市に、「招致の再挑戦を促した」ということです。今回、招致の道に大きな1歩を踏み出したことを確信して、再挑戦を目指すべきではないでしょうか。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

施術前後の変化、Sちゃんのお母さんが撮影

2009年10月03日 | 素晴らしい指圧効果

  8月28日に投稿した記事の主人公S(8歳女児)ちゃん。自分の記事と写真がこのブログに掲載されているのを、嬉しそうに何度も何度も読んでいた、と指圧にみえたパパから聞きました。    その後、休みの日にヒョッコリ姿を見せてくれたSちゃんでしたが、顔付きが今ひとつスッキリしていません。新学期が始まって、夏の疲れが一気に出ているようです。どうやらお腹の調子に難点ありと見ました。見ると足指がガタガタに並んでいます。こんな並び方の時は、気を付けないと転んだりしやすくなります。身体の疲れが、思わぬ事故や怪我を呼ぶこともあるのです。   仕事と仕事の合間に、わずかに時間的な余裕がありました。さっそく圧してみました。どうやらちょっと夜更しがあったようです。足指はその影響を受けていたのでしょう。お腹の調子も整えて、ハイッOK!  「このあと動いていると、身体が自動的に全体のバランスをとって、体調を好転させてくれるから、明日には顔付きも足指の並び方もスッキリするからネ」 「ウンッ! ありがとう」     Sちゃんの変化にママが興味津々です、携帯で写真を撮って送信してきてくれました。12~13分くらいの施術による1日後の変化です。   顔がスッキリと可愛らしくなって足指も綺麗に並んでいます。子供の変化は、面白い、よかったネ、Sちゃん。    写真左上は施術前です。顔の左側が、小さくツマっています。同時に足指の並び方がガタガタです。第1指が、下肢の筋肉の張りの影響を受けて反ってしまっています。第2指・3指は、反対に力がなく落ちてしまっています。第4指はかなりひどい張りによって、引っ張られているためにひどく反っています。指の並び方がガタガタなのが、わずかな指圧施術により、翌日には綺麗に並んだのがなんとも嬉しくて、写真を送信してくださいました。   写真左下は、左の顔が拡がり全体に緩んで穏やかな表情になりました。特に足ばかり圧した訳ではないのに、お腹を整えることで足指の並び方が綺麗になりました。これは本当に面白い、基本指圧ならではの変化だと思います。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母の一念、上達振りはプロも顔負け

2009年10月02日 | 雑感
 本年4月から始まった「チャレンジ指圧教室」は、毎月第2、第4土曜日午後6時30分から1時間半、川越道場にて開催されています。障害を持つ我が子を指圧するために、お母さん達が浪越指圧を基本からしっかり学んでいる姿には、毎回感動を覚えながら共に学ばせていただいています。これは、同時に私の勉強になっています。

  4月からの練習では、まず人の身体を圧すこと自体に慣れてもらうため、頭部顔面から学び始めて、上肢、下肢と進み、無駄な力が抜けた状態を体感しながら学べる肩甲下部の練習に、やっと今月から入ることができるようになりました。感無量です。 
  何の雑念もなく、ひたすら「我が子を圧すこと」のみを目標に練習されるお母さん達です。大変驚いてしまうのは、プロが何年もかかって獲得する感覚を、初めから身体で理解し、やってしまうみごとさがこの教室にはあるのです。
 「エーッ!どうしてこれができるの?」 
  肩甲下部の練習では、説明してもプロでさえなかなか理解してもらえない足の構えなのに! なぜついてる膝の大腿部を、垂直に自由に使いこなせるのでしょうか? 
  デモンストレーションで、やって、見せて、説明しただけで理解できてしまうの? 何でできちゃうの? とにかく不思議に思ってしまいます。ただ一言、「本当に上手」なのです。 
  中でも一番無器用な会員も、この会ではその人なりにかなり上達しています。その上達率から考えれば、焦ることなく精進さえすれば、かなりの腕前を手に入れることができるでしょう。 
  お母さんが子供を指圧、ピタッと決まっています。あまり見事なので思わず写真に撮ってしまいました、ご覧ください。初めての肩甲下部です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年に1度、母校の道場で基本指圧を学ぶ

2009年10月01日 | 基本指圧の素晴らしさ
  日本指圧専門学校同窓会主催の実技研修会が、9月27日(日)に後楽園の母校で開催されました。基本指圧研究会メンバーは合計23名が参加しましたが、その志を素晴らしいと思っています。  私は第3講座に参加しました。指圧学校5階実技室で行われたこの講座は、鈴木林三先生による「医業のための基本指圧」です。平成6年から学び始めた基本の圧し方は「基本指圧」と呼ばれ、講習会ではいつも同じ「臨床のための基本指圧」と題した講座でした。しかし、今回からは「医業のための基本指圧」と呼称が変わり、まさに「新生」基本指圧となりました。    この講座を通して、鈴木先生の基本指圧にかける思いをかいま見た気がします。講座の内容は、あくまでも伏臥位の肩甲下部中心で、無駄な力が抜けた状態を体感しながら学ぶという、いつもと同じ形式です。この実技研修会は、例年、夏休みに開催されていましたが、今年は学校の都合で9月開催になったものです。   年に1度、母校の道場で初心に返って基本を学べることは本当に嬉しいことです。この会が益々発展し、末長く続くことを望んでやみません。     各界の一流の方がたは、皆さん自分の厳しい練習の場を確保しています。高い技術を持つ人ほど、ビッシリ練習していると思います。   この実技研修会が、そういう場たりえるか否かは、参加する1人1人の自覚の問題かもしれませんが、私は自分にいい聞かせて気持を引き締め、しっかり学ぼうと楽しみにして参加しました。    今年は参加者が分科会で分散され、いつもほど超満員ではなかったので、そこそこ直(じか)に教えを受けることができました。200%の満足度です。すぐにでも帰って、受けた教えを練習したくてウズウズしていました。今から次回がとても楽しみです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする