「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

初めて見た金環日食に感動

2012年05月25日 | 分類なし

  21日の朝、生れてはじめて金環日食を見ることができました。ラッキー!
  実は前夜までの空模様や天気予報から、見ることは無理だと9割がたあきらめていたからです。さっそく購入しておいた日食グラスを取り出したり、用意をしたり…。実は自宅から10分ぐらいのところに絶好の観察地点があるのです。

  到着したときは、すでに10人ぐらいが集まってカメラの三脚を設置したり、思い思いの準備に余念がない様子でした。地元の人しか知らないような場所ですから、それほど大勢ではなくて助かります。
  つぎに金環日食を見ることができるのは18年後の北海道。首都圏を含む何ヵ所かで観察できるのは実に300年後というから、今回見ることができたのは、本当にラッキーだったという以外にありません。

  日食グラスをかけて見ると、もうかなり欠け始めているのですね。時刻は7時少し過ぎでした。7時20分ごろ、少し薄暗くなってきたのがわかります。気温も下がって、急に風が吹き始めました。肌寒い。7時半を少し回ったころから、周囲の光の環がつながって金環日食の出来上がりです。日食が思ったよりも長く続くのが意外でした。金環日食が終わるころには少し雲が出始め、やがて全天が雲に覆われたのです。

  写真を撮ってはみたのですが、通常のコンパクト・デジカメですからうまく撮れない。太陽の光が強すぎるから露光オーバーになるのでしょうか、私にはよく分かりません。

  とりあえず何枚か掲載してみます。日食の様子と、日食グラスで太陽を見ているのが私です。







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「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展に感動

2012年05月04日 | 私の趣味

  5月3日の憲法記念日、あいにくの空模様でしたが東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムに行ってきました。目的は、前から予定していたを見るためです。雨のせいか予想していたより入館者が少なく、ゆっくり見ることができたのは幸いでした。
  この展覧会は世界的な名画を残した「レオナルド・ダ・ヴィンチの“美の系譜”に焦点を当て」(ザ・ミュージアムのHP)たといわれ、ダ・ヴィンチの作品、弟子やレオナルド派の画家たちによって描かれた約80点もの作品をとおして、ダ・ヴィンチの「美」の真髄に迫るというものです。

  ダ・ヴィンチの作品のうち、傑作「ほつれ髪の女」は私たちの足を止め、いつまでも見入っていたい思いをかきたてます。円熟期の作品で日本初公開、素描風の女性の肖像画です。伏し目がちな表情の美しさに吸い寄せられます。

  また、寡聞にして私は「モナ・リザ」は1点だけと思い込んでいましたが、弟子たちが模写した、あるいはさせた作品がずいぶんあるのですね。だがどれも師との差がありすぎるのに驚きました。
  ルーブル美術館にあるモナ・リザは世界一有名な絵ですが、実はダ・ヴィンチが若い頃に描いたともいわれるもう1枚のモナ・リザがあったのです。こちらはイギリスのアイルワースで発見されたので「アイルワースのモナ・リザ」という名前が付いており、個人所蔵のものだそうです。
  これも今回見ることができました。美術館で公開されるのは世界初だそうです。

  写真は「ほつれ髪の女」と「アイルワースのモナ・リザ」です。

 

 


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