「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます

2022年12月28日 | 分類なし

母・北野美代子が6月18日に94歳で永眠いたしました。

これまでに賜りましたご厚情を深謝いたしますと共に、

皆様には明年もご多幸の年でありますよう

お祈り申し上げます。

令和4年12月

              村岡曜子治療院

                                       村岡曜子


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骨格の不ぞろいが悩みのY君、指圧で改善に努めようね

2022年12月23日 | 素晴らしい指圧効果

 突然一本の電話をくれたY君、ずいぶん久しぶりでしたが声ですぐわかりました。聞くともう20歳になったとのこと。彼の予約がすぐには入らないので、さっそく週末に残業をすることにしました。
 小さいときから学業優秀な彼、某有名私立大学在学で、この2年間しっかり授業を受けたので今後の学業は少し楽に行ける見通しだと言っていました。さすが!! とてもしっかりした素敵な青年になっていました。

 子供の頃、お母さんから勧められるまま指圧を受けに来ていたのですが、彼の心配は夜間、意識のないときの呼吸に対するものでした。当時いちばん気になったのは、胸郭の形でした。胸に並んでいるはずの肋骨の形がガタガタになっていました。当然、背中も頸も腰も骨盤も、下肢から足背も足底も、10本の足指に至るまで歪みが強く、これはどうしたものか? と悩んでしまったことをよく覚えています。
 当時の状況から何とかしなければとは思いつつ、私は忙しさにかまけて彼に電話することもしませんでした。今回の主訴は、ふだん座っているとき気がつくと、頸(顔)が前に出ていることと鎖骨の左右不揃い。これがかなり気になっているようです。

写真①は、背面で見るように左右の肩幅や肩の高さの不均衡さが気になるようです。

写真②は、鎖骨の左右の高さの不揃いが、違いかが気になります。

写真③は、治療後左右の鎖骨は、しっかりしたのが、よく見えます。

 治療後、満足した様子です。
 ただし、まだまだ課題もあります。時間をとってしっかり改善に努めていきたいと思いました。






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赤ちゃんは母親の体調の代弁者!

2022年12月15日 | 素晴らしい指圧効果

 治療院には、お母さんのお腹の中にいる時から、指圧を受けていた子どもたちがやって来ます。彼らを「指圧っ子」と、呼んでいますが、今週は3人が来院しました。
 写真の赤ちゃんは、今年1月に生まれた男の子(9ヶ月)です。便秘がちで数日ごとの排便ですが、そのさい痛くて苦しそうに泣くそうです。可哀そう!  このお母さんは、彼女が高校生の時に兄の治療についてきたのが始まりです。今、お母さんの話を聞きながら一生懸命育児をしていることに愛しさを感じました。

 いつも思っていることですが、赤ちゃんは、母親の体調の代弁者であることが多いのです。
 治療の順番は、まずIチャン。お腹の中にいる時に圧されていたことを、覚えているのかと思うほど圧される感覚を味わっていました。特に背中を圧されると気持ちがいいようで、ジッとして受ける様子がなんとも可愛らしく、周囲の人の微笑みを誘っていました。
 赤ちゃんは、具合か悪い時はちゃんと圧されるのですが、楽になってしまうと元気に動いてまともに圧せなくなってしまいます。これが、「もう大丈夫」というサインだと思っています。
 そして赤ちゃん指圧の特徴だと思うのですが、もう施術終了というタイミングで泣くことがよくありますし、泣かない代わりにウンチをすることもあります。この日はウンチで、一緒に来たお祖母ちゃんを慌てさせてしいました。

 次はママの番です。一目で育児疲れが見てとれました。可愛いIチャンの育児に一生懸命ですから、どうしても疲れますね。ママはすべてを私に委ねてくれたので、圧すごとに見る見る緩んでスッキリ感を醸し出していました。
 後日耳にしたお話ですと、この日、ママもお腹の調子が定まらず便秘をしていたと聞きました。指圧を受けて、親子共々スッキリできたようでよかったです。

 


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「指圧スゲー!」 指圧っ子・T君の口癖です

2022年12月09日 | 実証した指圧効果

 お腹の中にいた時から指圧を受けてきている「指圧っ子」のT君は19歳、身長194センチの好青年です。3歳違いのお姉さんと仲良し姉弟、姉さんもまた指圧っ子です。
 T君は、小さな赤ちゃんの頃から手のかからない子供でした。通常お母さんが指圧を受ける時は、家族の誰かがお世話係として同席されますし、私もそれをお願いします。長時間で赤ちゃんが、飽きてしまうと可哀想ですから。
 ところがお母さんが指圧を受けるとき、T君はいつもお世話係なしでお母さんと2人でやってきて、治療が終わるころまでちゃんと遊んで待っているのです。指圧は始めから終わりまで1時間あまりの時間がかかります。その間、ちゃんと遊んで待っていてくれる赤ちゃんは、後にも先にも彼だけでした。

 不思議に思って見ていました。彼なりにかなり頑張って我慢している証拠に、お母さんの指圧が終わりそうになった頃、我慢していた気持ちを訴えるためでしょうか泣き始めます。また泣かない時は何と! うんちをするのです。
 終わる時間がよく分かっているようで、赤ちゃんながらに我慢してくれているとても不思議な可愛い赤ちゃんでした。

 T君は、不調や体調管理のために時々指圧を受けにきます。今回の主訴は、頸部の痛みです。本人の訴えは「学校でのストレス」。それで頸が痛くなったと判断しています。「この状態は指圧が1番!」。長年指圧を受けてきている経験が、この判断を生んでいると思うと嬉しく思います。
 見れば頸が太く短くなっています。頸があまり回らなくて辛いそうです。彼は髙長身の上、もともと細い頸が「腫れて」しまいました。これでは痛いわけです。ところが圧(お)すたびに見る見る痛みが止まり、頸が細くなっていきました。T君はやっぱり手がかかりません。彼のいつもの口癖です。
 「指圧スゲー」

 よかったね!
 実は、術前・術後の写真を掲載するとわかりやすいのですが、昨今、人の写真を使うのは難しいこともあるので省略しました。


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